航空機事故から学ぶ:不運の先にある不幸な事故
ミスと不運が幾つも重なって:Indepent Air 1851便着陸失敗事故
1989年2月8日の昼過ぎ、イタリアのBelgamo空港からドミニカ共和国Punta Cana空港へ向かうIndependent航空1851便(B707-331型機)は、給油のためポルトガル領サンタマリア島の空港へ降下していた。機長44歳、副操縦士36歳、航空機関士34歳ら乗員7名と観光客137名が搭乗していた。
Santamaria空港の69NM手前でFL220から降下中に、1851便は空港管制塔