好きにさせる側となる側が足並み揃えるなんて無茶な話

いつもいつも鬱々としたことしか書かないので
今日は別に明るくもないけど
鬱々もしないフワフワっとした話をします。

好きって難しい。

恋愛の好き
身内の好き
友達の好き
憧れの好き
支えの好き

いろんな好きがありますよね。

そんな中でも今日は恋愛の好きの話。

なわけなく。

大恋愛も大失恋もしたことない
なんなら恋愛したことあるか????
みたいな女が語ってたら天から殺されます。

今日は支えの好きの話。
いや、憧れかな、尊敬かな
そんないろんな好きが混ざってる話。

好きな音楽ってありますか???

わたしはたくさんあります。

歌詞というよりはリズムとか音とか
雰囲気とかで好きになることが多いんですが、
今日は、私の大好きで尊敬している、
私を救ってくれた音を奏でてくれる、
私を救ってくれた歌詞を紡いでくれる、
そんなアーティスト達の話をします。

好きなアーティストに求める理想像って
皆さんはありますか????

わたしは、すごくあります。

たくさんの歌が好きで
いろんなアーティストが好きで
それぞれに好きな像があります。

あくまでそれは、わたしが
「こういてほしい」という理想なので
それを本人たちに押し付けることはしません。

しないけど、思っちゃうんですよね

某アーティストが某イベントに参加する。

あまりにもぼかしているので
何言ってるんだ???って思う方いると思います

もしかしたら、
あれかな…?って思う方もいるかも。

まぁあるんですよ、こういうことが。
今ちょっと界隈で燃えてる…というか
物議を醸しているものなんですけど。

私は、どちらかと言うと反対派なんです。

そのイベントは
彼らの音楽と向き合う姿勢とは
ちょっと違う空気だったから。

まあ数年経てば考え方なんて変わりますから
なにかが彼らの中で変化したのかも。

理解はしたい。
受け入れたい。

彼らの歩む道を私は見ていたい。

でも、でも。

なんか腑に落ちない納得できない

なんで参加するの

なんで

って気持ちがすごくて。

ああ、わたしは前に進めないんだって。

悲しくなりました。

でも、そもそも論なんです。

何かを創る人って、
ここではアーティストと呼びますが、
常に、ずっと前に進み続けてると思うんです。

歩幅が狭かろうが広がろうが、
きっと着実に、前へ前へ進んでる。

でも、アーティストを好きな側は????

私たち、好きになった側は
「好きになった瞬間」がきっと1番好きなんです。

前に進み続ける彼らを応援して
たくさん大好きな作品に出会って、
「好きな曲」が更新されていったとしても、
きっと、最後は、
「好きになった瞬間」を求めてしまうんです。

どんなに今の彼らが好きで
今の彼らを応援しようと思っても
その気持ちを完璧に消すことは出来なくて。

心のどこかで
「好きになった瞬間」を彼らに求めてしまう。

だから、
彼らの起こすアクションに
「なんで?????」ってなっちゃう時がある。

そうやって
齟齬が生まれてしまうんだろうなと思うんです。

分かってるんですよ、頭では理解してるんです。
でも心が理解できなくて。

「置いてかないでよ」なんて、
言える立場じゃないから。

受け入れるしかないけど、
受け入れられない自分がいて。

苦しくなる。

「ついてきてください」って言われても
彼らみたいに足は速くないから。

「待ってよ」なんて声は届かない。

やっと、やっと追いついたと思ったら
彼らは次のステージに立っている。

追いつけなくて、しんどくて
好きでいるのやめちゃおうかな、なんて

でも、それでも彼らの創り続けるものを
見ると、聴くと、
あぁやっぱり好きなんだなって思っちゃって。

好きにさせる側のアーティストと
好きになる側の私たち、すなわちファンが
足並み揃えて、「せーの!」で
前になんて進めるわけなくて。

終わらない鬼ごっこをしている感覚。

子供の頃なら
「もう嫌だ!!!やめる!!!」って
逃げ出してただろうな。

大人になってから
「でも好きでいなきゃ」って
好きで居続けることに
固執してしまうようになった。

本当の「好き」から遠のいていることは
ずっと気づいてるけど
じゃあ「好き」じゃなくなった私に
なにが残るんだろう??????
って思ったら、何もなくて。

何かを好きで、それを追いかけることに
生きる理由を見出してしまった。

苦しいね、苦しいけど、
嫌いになれないんだから仕方がない。

ゆっくり、ゆっくり
彼らの道を受け入れていこう。

それを乗り越えた先は
もっともっと大きな壁があるんだろうか。

その時は乗り越えるか乗り越えないか
ちょっと止まって考えてみようかな。

きっと、彼らには一生追いつけないから。

ホストに沼るタイプかもしれないな私。

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