こなゆいこ

少しでも前向きな気持ちになれるように、日々思ったことを徒然と書き綴っていこうと思います。

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最近の記事

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「母親を好きになれない」という気持ちに向き合って見えてきたこと

「私は、母親のことを好きになれないかもしれない。」 その気持ちに初めて気付いた時から、もう7年は経っており、ずっとその答えを出せずにいた。 育ててもらった親に感謝できないなんて、私はなんて親不孝な娘なんだろう...。 母親を嫌いになるなんて、私が間違っているのだろうか。 育児放棄をされたわけではなく、むしろ教育熱心な母親であった。 身体に悪い食べ物を口にしないよう食材に気を遣ってくれていたし、学校のPTA も務めるなど子供の私から見てもしっかりとした母親だった。勉強

    • 「無理しなくていいよ」という言葉のあたたかさ

      「無理しなくていいよ」 この言葉を、自然と自分に投げかけられるようになるのに、35年もかかってしまった。 それとは反対に「頑張る」という言葉に、違和感を感じるようになるまでにも35年かかった。 それもそのはず。物心がついたときから母親からかけられていた言葉は「何でもやるからには1番になりなさい」だった。 幼少期から頑張ることが当たり前の環境だったけど、今までにいろんな人のやさしさに触れる中で、徐々に心がフラットになっていき、ようやく自然体の自分がわかりつつあるんだなと

      • 結局は人生出たとこ勝負なのかもしれないと思った話

        いきなりだけど、私の性格について少し話をさせてもらうと、先のことが予測できないと、不安になる性格である。 俗に言う石橋を叩かないと渡れないし、物事の道筋がわからないと先に進めない。 突然の出来事に弱いため、最悪のパターンを考えて行動するし、まだ30代半ばにもかかわらず、将来の病気のリスクに備えて、最近の愛読書はもっぱら健康について書かれた本である。 そんな少し面倒くさい性格をしているのだけど、先日、ある出来事をきっかけにこの性格について考え直そうと思ったので、ここに書き

        • 自分に投資をすると幸福度が上がります

          いきなりですが、みなさん自分への投資をしていますか? 投資といっても色々ありますが、代表的なものでいうと、資格取得のための勉強や語学取得のスクール、習い事や読書などでしょうか。 当たり前ですが「自分のためになっている」と思うことに時間やお金を使っていると、とても幸せな気分になります。 連休中にYouTubeを見てダラダラ過ごすのと、勉強をして有意義な時間を過ごすのとでは、例え同じ1日だとしても、大きな違いがありますよね。 しかし、投資はなにも成長や自己研鑽を目的とした

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        「母親を好きになれない」という気持ちに向き合って見えてきたこと

          あやうく「他人の目」ばかりを気にして生きるところだった。

          最近になって、私の中で無意識に育っていた価値観に気が付いた。 「人からどう見られているか、気にしすぎじゃない?」 洋服を選ぶときや一人でご飯屋さんにいる時に、不特定多数の人からどう見られているかを気にするということではない。 そこそこ関係がある身近な人から「どういう人間か」と思われることを、かなり気にしていた。 私への期待値が下がりそうなとき、焦りや恐怖に近い感情が押し寄せて、無理にでも頑張ろうとする。 「しっかりしてそうなのに、几帳面じゃないね」とか、「女性らしい

          あやうく「他人の目」ばかりを気にして生きるところだった。

          ストレスを抱えすぎたら、その環境から全力で逃げていい。

          ストレスとうまく付き合うことが求められている今の時代。 ストレス解消法にはいろんな方法があり、人それぞれ自分にあったやり方を選んでいる。 ジムに行って体を動かす人や、サウナで汗をながす人。本屋さんにはメンタルの鍛え方について書かれた本がならび、今流行っているひとりキャンプも自然に触れることで得られるリラックス効果を求めてなのだろう。 そして、そのストレスの原因というのも人によって様々で、仕事のことや子育て、家庭内のストレス。先日たまたま目にした小学生向けの雑誌の表紙には

          ストレスを抱えすぎたら、その環境から全力で逃げていい。

          私が本を読む理由。

          本に親しむようになってもう10年。 勤勉な読書家とかではないけれど、水を飲むことが当たり前みたいな感覚で、本を読むことが生活の一部になった。 しかし、1年前ぐらいにふと... 「あれ?私ってなんで本読んでるんだっけ?」 なぜか急に、自分の行動に疑問を持ち始めた。 1回気になりだしたら、答えが見つかるまで気になってしまう。 子供ならよくある「なんで?なんで?」という姿勢を、大人になっても持ち続けるという、無駄に探究心強めな性格に生まれてしまったため仕方ない。理由を見つけ

          私が本を読む理由。

          いつか誰かの心に届くような文章を、書いてみたいなという話。

          久しぶりに、海外の有名なタレント発掘番組、ブリテンズ・ゴット・タレントを見た。 それも、かなり懐かしい一斉を風靡したスーザン・ボイルさんが登場した回だ。 もう11年前の動画になるけれど、もうそんなに時間が経ったのかというぐらい、時の流れは早く、初めて動画を見たことがつい最近のように感じる。 何度聴いても、心に響く歌声。 こんなにも一瞬で多くの人を魅了しているから、やっぱり素敵な歌声なんだと思う。 勝手な想像だけど、その才能の裏にはすごく地道な努力があったと思う。

          いつか誰かの心に届くような文章を、書いてみたいなという話。

          結婚願望を捨てたら、年を取ることが楽しみになった。

          今年もまたひとつ年をとった。 今月で32歳。 つい先日婚活をやめ、結婚という観念から解き放たれた私は、自分でもびっくりするほど、年を取ることに対してポジティブになっている。 それまでの私はというと、結婚しなければという強迫観念を数年持ち続け、若さというライフメーターが少しずつ減っていくことに対して、ただただ焦るばかりだった。 美人だったり気立てがいい人ならまだしも、見た目が下でコミュニケーションスキルも低いという私には、若さがなければ残るものは何もない、と少し極端では

          結婚願望を捨てたら、年を取ることが楽しみになった。

          親からの期待を捨ててみる〜結婚はだれのため?〜

          私は誰のために結婚を考えていたのだろう...? 30歳を過ぎ、結婚に捕らわれている自分に対して、この質問を投げかけてみた。 「そうだ、母親のためだ。自分のためではない。」 自分が結婚したいと思っていたわけではなく、親が私の結婚を望んでいたため、いつの間にか自分が結婚したいと思い込んでいた。 子供が結婚していないと世間体でも気になるのだろう。 私が仕事を始めて数年が経った25歳の時、初めてお見合いのようなことをした。 いや、結婚へのカウントダウンは23歳の頃から始ま

          親からの期待を捨ててみる〜結婚はだれのため?〜

          父親に「それって障害なんじゃないの?」と言われた話。

          久しぶりに父親に会い、日常会話の流れから突如として言われた言葉。 娘が隠していた自分をさらけ出すカミングアウト!みたいなシチュエーションでもなく、ただの近況報告をしていた時のことだった。 「それって障害なんじゃないの?」 ダイニングテーブルで私の向かいに座っている父親が、少し不安そうな表情で私に尋ねてきた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「最近、仕事はどうだ?」 「頑張ってるよ。」 「ご飯はちゃんと食べているか?」

          父親に「それって障害なんじゃないの?」と言われた話。

          人から嫌われる勇気をもってみる

          「人に嫌われてもいいや」 今の私がそう思うには、とても勇気が必要だ。 大人になると、面と向かって嫌われることも減り、私が周囲から好かれているのか、嫌われているのかは分からないけれど、 中学生の時は「あぁ、人から嫌われているな」と感じることが何度かあった。 見た目が地味で、目立つことも特にしているわけではないけれど、 なぜか私の耳に自分の悪い噂が届く。 程よく距離のある友達から「〇〇ちゃんからこんな噂聞いたんだけど、本当なの?」とよく真偽を確かめられたものだ。 校則で

          人から嫌われる勇気をもってみる

          「とりあえず生で!」に物申す、私なりのお酒の楽しみ方

          「とりあえず生で!」 この言葉を使い始めてから、一体どのくらいたっただろうか?大学生の時にお酒デビューを果たしたので、かれこれ14、5年はたっているだろう。 その間、疑うことなく何度となく発してきたこのフレーズ。突如として、疑問に思った。 「あれ?私って生ビール好きなんだっけ?」 それどころか、生ビールを飲んだ後、疑うことなく頼んでいた2、3杯目から突入するレモンサワーとハイボールも、「あれ?私好きなんだっけ?」 これはスランプなのか? 今まで日常的におこなっていた行

          「とりあえず生で!」に物申す、私なりのお酒の楽しみ方

          人を信頼するとは、相手の可能性を信じること

          先日、ちょっとした出来事だが、とても後悔することがあった。 それは、私より10歳年下の従姉妹が、 「もしかしたら私、お酒強いかもしれない。」 と言ってきた時のことだ。 いとこは一体、私にどんな反応をして欲しくて、その言葉を口にしたのか分からない。 けれど、私は22歳のいとこを試すかのように、 「どれくらい飲めるの?どんなお酒飲んでるの?」と尋ねた。 すると、「甘いお酒は苦手だけど、焼酎の水割りならずっと飲めるの。それって強くない?」 いとこよりもお酒との人生を

          人を信頼するとは、相手の可能性を信じること

          家計の見直しをしたことで、大切にしたいものが見えてきた

          半年前の部署異動により、月30時間ほどしていた残業がゼロになった。 自由に使える時間は増えたけど、 その分、月4万円ほどあった残業代がなくなり、 使えるお金が減ったため、 家計を見直してみることにした。 すると、家計がスリム化されただけでなく、 気持ちまで軽くなり、なんだか頭もスッキリしたので、 その変化について書こうと思う。   ■家計の見直し内容 ・月2回しか行ってなかったジムの解約 ▲8千円 ・携帯を大手会社から格安SIMへ乗り換え ▲6千円 ・ほ

          家計の見直しをしたことで、大切にしたいものが見えてきた

          自分を好きになるために、生きていきたいなと思った話。

          色んな価値観をもった人たちの中で日々生きていると、 私の場合はどうやら、自分のことを嫌いになりやすくなるということが、 30年ちょっと生きてきてようやく分かった。 正確に言うと、私のことを否定してくる人がいる環境だと、 相手の考えに流されて、 「あぁ、私はダメな人間なんだ...」 といえ考えに陥り、自信を無くしやすいということだ。 否定してくる人がいるということは、本当にダメな人間なんじゃないの? という疑問も湧かなくはないけれど、 今とは逆に、学生時代は自

          自分を好きになるために、生きていきたいなと思った話。