こなみなこ

メンヘラ拗らせすぎて受験失敗した女子大生による、 つれづれなるままの覚え書き。 病む…

こなみなこ

メンヘラ拗らせすぎて受験失敗した女子大生による、 つれづれなるままの覚え書き。 病む日も多いけど、わりあい幸せな日も多い。たぶん躁うつ人です。 自分が活き活きできるような生き方を、日々、模索しています。 https://x.gd/QDaAm

最近の記事

死にたい時に、言ってほしかった言葉

以下の文章は、一昨年の冬、私が自殺を考えていた時に書いた遺書です。 本当に、ごめんなさい。 生き方がわからなかった。 回復したとしても、抑うつが良くなるだけで、少し無理したらすぐに調子を崩すような状態で、だましだまし生きてくと思ったら希望が持てなかった。どんどん自分の魅力が無くなって、魅力的な人たちが周りからいなくなってしまうのが辛かった。 言葉で説明すると、そんなんで死ぬのか、視野狭窄になってるだけなんじゃないかって自分でも思う。 でももっと感覚的なところで、毎日窒息しそ

    • 客観より主観、結果より過程を

      大人になるほど、客観性を求められる。 物事を俯瞰して、主観は排除して、冷静な判断を。 だが、客観的になればなるほど、不幸になっていくのは、気のせいだろうか。 私が今まで生きてきた中で、最も幸福だったのはいつだったか。 幼少期である。 おままごとに、かくれんぼに、毎日無我夢中であった、客観性なんて欠片もなかった。 余談だが、世間でしばしば、大人びた子役が話題になることがある。大人顔負けの振る舞いで「子どもらしくない」などと叩かれることもあれば、それを見越して「子どもらしい

      • 辛い分だけ、尊い経験を積み上げたのだと思う。

        私が鬱病を発症したきっかけは、失恋だった。 最初はそんなしょうもない理由で、と自分でも思っていたし、周囲にそう思われるのも怖かった。 でも失恋は、20代の自殺の動機の11%を占める、意外に重大なことなのだ。 ある程度思い出さなくなるのには、3年かかった。 今だって、思い出の曲を聴いたり、写真を見たりすれば、泣けてはくるけれど、毎日泣くようなことはなくなった。 彼と別れてから、3人と付き合った。 異性の記憶は異性でしか上書きできないというけれど、1人新しい恋人ができるくらい

        • 手を引っ張るのではなく、背中を押すような教育

          父はエリートで、ストイックで、それでいて先進的な価値観を持った人だった。 柔軟に時代に適応できる人だった。 けど、そんな父が私や兄に施した教育は、決して良いものとは言えなかった。 自分で決めて始めたことは、極めるまでやり抜きなさい、という方針のもと、習い事の練習を毎日強制された。 最初はやってみたいとわくわくしていたピアノやバレエも、すぐに苦痛になった。 おまけに、そんなに身につかなかった。 母は、学歴のないパート主婦で、好奇心に任せていろいろなことに手を出しては、失敗

        死にたい時に、言ってほしかった言葉

          蜘蛛が自分で作り出した糸の上をすすんでいくようなもの

          貪欲に染まった人は、流れのままに押し流されていく それはまるで 蜘蛛が自分で作り出した糸の上を、進んでいくようなものだ 一方賢者は その貪欲を断ち切り、執着することなく、一切の苦しみを捨てて 進んでいくのである                         真理のことば 三四七 約2500年前の、ブッダの言葉である。 私は熱心な仏教徒でも何でもないが、 この一節はとても共感できるし好きだ。 ブッダは、人の苦しみのすべては執着から生まれるという。 劣等感や嫉妬も、誰か

          蜘蛛が自分で作り出した糸の上をすすんでいくようなもの