2つの「そりゃないよ!」で落ち込んだ話。
⚠️注意
※流産に関する記述があります。苦手な方、悲しい思い出のある方はご注意ください。
予想外のことが起こり少し落ち込みましたが心身ともに元に戻ってきました🙇♀️🌱
【3月に起こったそりゃないよ!な出来事。】
わたし、完全に浮かれていた。
「うわーーそりゃないよ!」な出来事が2つ続いて、(書き出してみるとたった2つなんだけど)
「ん?もしや…わたしのラッキー期間終わったのか!?」と思ってしまった。
そんな風にネガティブに思ってると嫌なことがもっと起こるかも!?とそわそわしてきた…
そんな「どんより気分」をクリアにしたい!と、このnoteを書くことにしました。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
【デザインした服が売れなくなった】
2年前にインスタグラムでファッションの情報を発信し始めて、フォロワーさんが1万人を超えた。
ご縁があり、サステナブルな衣服の製作をしている会社のプロジェクトに参加させていただけることになった!とっても嬉しい。
初めての洋服のデザインと販売!
生地やサイズを選び毎日ワクワクして楽しい。
12月に完成品を屋外で撮影し、大好きなデザイナーさんにインスタグラムのフィードデザインを依頼した。
2023年元旦から販売開始し、ありがたいことに続々とご購入予約いただいていた。
しかし!3月、、
「会社が倒産し、ご購入いただいた服がお客様にお届けできなくなりました。
お客様への返金は昨日済んでいます。」との連絡が。。。
何度も何度もDMを読み返して「えーーー!」と声が出てしまった。
去年秋からのワクワクした気持ちが一気に萎んでしまった感じ。
何より「なにきた」を信じて購入予約していただいた方々に申し訳ない。
ただ、担当の方は素人のわたしにもずっと丁寧に対応してくださり、すごく感謝している。
夜遅い時間に「あ、やっぱサイズこれで、デザインこういう風に変更したいです!」とか送ってもすぐお返事をくれた。
誠実に関わってもらい本当に癒された。
だからこの連絡すること自体、とっても辛いだろうな、とも思った。
すごーーく残念な気持ちだけど、新しい学びを与えてくれた会社に感謝したいと思う。
投稿を見て購入してくださったお客様に直接お詫びをお伝えしたい。
まだの方、ぜひご連絡お待ちしています…!
【赤ちゃんはね、バイバイなんだ】
同時期に第三子の妊娠と、その何週間か後に「赤ちゃんの心拍が確認できない」ことがわかった。
このことは上記の出来事とはもちろん無関係で、ショックでこうなった!許せぬ!!とかでは全然・全く!ないです(念のため)
「赤ちゃんとの未来がパチンと消えたこと」は、「自分の服の販売がたち消えになること」よりよっぽど寂しかった。
長女は3歳で、浮かれていた私はすぐ「もう1人赤ちゃん生まれます!」と話してしまっていた。
「えーーベビーカーもう1人乗れないじゃん?」とな。
もう次女が乗ってるもんね。
でもニコニコ嬉しそうな長女のほっぺを見て「頑張ろう」と思った。
その日、なぜか産婦人科に一緒に行きたい、と言う長女。
2人で検診に行ったら
「心拍が確認できないから、2週間後まだ確認できなければ今回は残念。」とのこと。
一瞬頭が真っ白になった。
でも運転して帰宅するので「落ち着こう、事故起こさず帰ろう」とボソボソ呟いてハンドルを握った。
長女は「赤ちゃん生まれたらこの席に座らせて、いい子いい子する」と張り切っている。
流産が確定して、きちんと娘に話そうと思った。
「赤ちゃんは心臓が動かなくて、残念だけどバイバイなんだ。ママも赤ちゃんに会いたかったけどみんながいるから悲しくないよ」と。
長女は「悲しくて泣いちゃう、」と唇を「への字」に曲げた。
それから毎晩夜寝室を暗くすると「赤ちゃんが元気で生まれますように」とお祈りしていた。
その姿に私もちょっとセンチメンタルになってしまう。
手術の前の日に「明日病院で赤ちゃんにバイバイしてくるね。お祈りありがとう」と話した。
「ジョブジョブ!(大丈夫のこと)○○ちゃん(長女)が年少さんになったらまた生まれるから!」とのこと。なんじゃその予言。
ともかく、何も考えずすぐに長女に話してしまったことすごく反省している。
友達にもペラペラ話してしまって、残念だったことを報告すると
「私も実は2人目が」「私の母と姉も」など言わないだけで流産してる方結構いるんだな、と知った。
強く分別のある母になりたい。
【今の気持ち】
デザインした洋服の販売が実現しなかったことは、大きな夢が弾けて残念な気持ちだ。
でも絶対リベンジする!と燃えている。
思い返せば今回はすべてがスムーズに行きすぎていた。
いくらSNSを工夫していたとしても、素人が洋服を作ってお客様にお届けするのって簡単じゃない。
パッションのみで突っ走ってしまった。
ただ、アパレルブランドで企画デザインをされていた方が
「所属会社の力やブランド力に頼らずにものつくりする事は凄く大変」
「なにきたさんがアカウント発足、それにパンツを綺麗に履くという情熱で、素敵なものつくりまで自分の力で動かしていて本当に凄いなって思います」
と言ってくださり、すごくすごーーく!パワーをもらった。
(嬉しすぎて太文字&強調しました)
赤ちゃんとのお別れについても共通するところがある。
第一子、第二子と結婚後すぐに授かったため忘れかけていた
「命が順調に育っていく奇跡」を噛み締めさせてもらった。
1歳半の次女をお腹に乗っけてお昼寝させてる時、トクトクと早い鼓動が伝わってきて「こうやって動いてるのって当たり前じゃないんだよなー」とぼんやり思った。
病院で赤ちゃんの心臓が見えなかった時
「お願いだからわたしのこと、誰も慰めないでくれ、、!」と思った。
医者も看護師もチャキチャキ「はい心電図」「はい採血」「はい手術何日にする!?」と話を進めてくれて助かった。
絶対慰めないでほしいけど、「シーンとした孤独な気持ち」「世界が白黒になっちゃった気持ち」で、「手術も怖いし誰か!寄り添ってくれ!」という気持ちにもなった。
(我ながらグラグラしている。)
今日手術が終わって、このnoteを書いている。(3月下旬)
すごくホッとした。全身麻酔でめっちゃ寝た。
無理して元気に振る舞わなくていいし、涙が出てきたら流しちゃった方がいいなと思う。
(手術して1週間後、急に情けなくなり涙が止まらなくなった。泣きながら「あ、よかった泣けた」と冷静になった。)
でもやっぱり慰めたり励ましたりしてほしいわけではないので人前では泣かないようにしようかな。
ただこうやってnoteに書いている私、かまってちゃんなのかな。
(我ながらグラグラしている。2回目。)
今回はファッションのことでは無かったのにも関わらず、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
どうしても「なんとも言えない気持ち」を書き出して整理したくて綴りました。
いつか、どなたかの役に立てば幸いです。
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