私が箸の持ち方を矯正した理由と結果

Twitterで箸の持ち方が話題になっていた。
色んな考えの人がいるだろうが、私個人としては矯正した方が便利だと思う。

私自身、大人になるまでクロス箸で生きてきた。
小学校の時、担任から注意されたことはあるが、生きづらさを感じたことはなかったし、不便もなかった。
なんとなく直した方がいいのだろうとは思っていたが、特に必要性も感じなかったため、そのまま放置していた。

そんな私の転機は、結婚だった。
夫は、綺麗な箸の持ち方をしている。食べ方も綺麗だ。
そんな夫を見て、初めて後ろめたい気持ちになった。

私も夫も食べることが好きなのだが、私は食べようとしたものをポロポロとこぼすことが多かった。物を上手く切れないことや、掴めないことも多かった。(普通に不便なことだが、今までは気になるほどでもなかった)
その時はお互い「またこぼしてー」と笑っていたのだが、思い返すと、あれは箸の持ち方が悪かったからなのでは? と思うようになった。

それから色々考えるうち、夫の親や人前で食事をすることが恥ずかしくなった。
なので私は、箸の持ち方を矯正することにした。
別に、誰に言われたからでもない。自分がそうした方がいいと思ったから。

ホームセンターで大人用矯正箸を購入し、暇さえあれば素掴みを繰り返した。毎日小豆の代わりに小物を掴む練習もした。

結果、思った以上に早く矯正することができた。
食べ物の掴みやすさも改善し、こぼす頻度もかなり減った。誰かと食事をする時も気にならなくなった。
そして何より、ほんの少しの自信がついた。
小さなことでも、大人になってから自分の何かを変えることができたという事実が嬉しかった。

なので、少しでも気なっている人は、矯正することをおすすめする。
矯正しない理由を考えるより、まずは矯正箸を買ってみるのが早いと思う。
違和感はあるが、諦めなければ大人でも矯正することは当然可能だ。
慣れれば、掴み練習もゲーム感覚で楽しくなってくる。

以上が、私が矯正した理由と結果だ。
先ほども書いたが、無理にとは言わないので、少しでも自分の箸の持ち方が気になっている人は挑戦してみてほしい。
不器用な私でも、時間をかければできた。
器用な人なら、私よりもっと早く矯正できるだろう。
そうでなくとも、ゆっくり時間をかければ必ず矯正できる日が来るだろう。
頑張って!

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