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(エピソード0)ゲストハウス巡りを始めるまで・・・後編

1166backpackersに宿泊先を決めて、早速予約を入れた。この時は平日だったこともあり、すんなりと予約できた。

その後、宿のある善光寺方面に20分程歩く。

1166backpackers入口
この時中を見ると既に到着していた他のゲストで賑わっていた。


入る前に様子を見るとスタッフ数名とチェックインを済ませたゲストさん3,4名が仲良く喋っている。

僕はグループで喋っている中に、入るのが苦手なタイプなので着いて数分はその場に留まっていたが
旅の疲れもあり早くチェックインを済ませたい
と思っていたので勇気を出して中に入り
一言発した。

「ごめんください!」

全員が振り返った。同時に自分はとても緊張している。
やっぱり声を出さなければ良かったかなと少し後悔した。

しかし、その後悔はすぐ消えた。
振り返った全員が笑顔でこんにちはと挨拶をしてくれたからだ。

とても嬉しかったし、人の温かさというものが感じられた。

チェックインを済ませて部屋に荷物を置きに行った後、すぐにみんなが座っている共有スペースに向かった。

共有スペースにあるテーブルここで今日集まったゲストさんとスタッフとお話しして情報交換を行った。

この時夜7時だったのでとてもお腹が空いていたしノドも渇いていた。

何か食べ物を買いに行こうと準備をしていたら・・・

「よかったらコレどうぞ」

おやき野沢菜味

他のゲストさんがたくさん買っていた長野名物であるおやきをお裾分けしてくれたのだ。
他にもお酒のおつまみ用に買ってきた唐揚げやおにぎりも分けてくれた。
スーパーで買ってきた物だったけどとても美味しかったと思う。

おかげで買い出しに行くこともなくお腹を満たすことができた。
食事を終えた後はシェア用で用意されたお菓子と1166backpackersで売られていた軽井沢地ビールを楽しみながらゲストやスタッフと夜中まで様々なテーマで語り合った。

けん玉で遊んでいるシーン
軽井沢の地ビール
苦味がなく飲みやすかった。

気がつけば夜中の0時を過ぎていた。夜の7時から始まったので5時間以上喋っていることになる。
人と話すのが苦手な僕にしてはすごい時間だ。
みんな眠かったので各自宿泊部屋に戻った。
移動で疲れたからかすぐに眠りについた。


翌朝

目が覚めて共有スペースに行くと昨日のメンバーが揃っていた。
スタッフさんが作る朝ごはんを食べていたのだ。
美味しそうだったので僕も朝ごはんを注文した。
出てきたのは朝にふさわしい和風の定食だった。

炊き込みご飯とみそ汁とナスの炒め物
手作りの朝食を食べるのは久しぶりだ。

朝食後僕以外のゲストはチェックアウトし、次の目的地へ向かっていった。

僕はスタートが昼過ぎなのでまだゆっくりしていた。
そのあとスタッフのスーさんが善光寺を中心に1166backpackers周辺のおすすめスポットを街歩きしながら紹介してくれた。

善光寺
スーさんのためになる豆知識のおかげで楽しかったし、勉強にもなった。

観光後、ちょうどいい時間だったので1166backpackersをチェックアウトして、新潟に向けて青春18きっぷの旅を再開した。

こうして1166backpackersでの1泊2日は終わった。

(ちなみにその後は新潟まで行って1泊したあと、日本海沿岸を通って富山でさらに1泊して大阪に帰りました。このお話は今後書く予定です。)


この1166backpackersでの出来事から僕はさらにゲストハウスに興味を持った。
今まではあまり良い印象を持っていなかったが
この体験以降は

  • 普段出会えない人に出会える

  • いろんな刺激や学びが得られる

  • 出会う人は良い意味でみんな変わっている

  • ゲストハウスの空間はオーナーやスタッフの個性が反映されている。

  • 地域のお店や人たちと旅人の交流の架け橋

と感じるようになり、同時に他のゲストハウスにも行ってみたいと思うようになった。

それからは新たな出会いや刺激を求めて各地のゲストハウスを巡っている。

さあ次はどこへ行こうか・・・



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