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矯正日記②診断&抜歯

 初診相談&精密検査から約1ヶ月半後、分析結果や治療方針の説明(矯正診断)を受ける。治療内容、治療期間、費用、リスク等、30分ほどで説明は終わった。ここで契約書にサインし、晴れて治療開始ということになる。ちなみにこの日は抜歯も行った。
 なお、診断前に精密検査のやり直しとしてX線写真の撮り直しを行った。
 ちなみに子連れ初めての通院である。combiのベビーラックを出していただけて助かった。

矯正診断
 前回型取りした模型、先立って撮り直した歯のX線写真を中心に説明を受ける。
・現状の噛み合わせの状態としては、上顎前突(出っ歯)かつ過蓋咬合(噛み合わせが深い)である。
・上の左右4番を抜歯し、上の前歯を引っ込め、噛み合わせを浅くする。
・ただし、奥歯は動いてほしくないためスクリューで固定する
・治療には約2年半、下顎が発達しているので歯が動きづらく3年かかる場合も。(6週に一度来院)その後は保定として最低3年(半年に1度は来院)
 その他、側貌予測(横顔の変化)等も見せてもらえる。横顔の上顎や下顎の角度が標準と比べどのくらい差があるのか、などの評価が見られるのだが、上顎は標準と比べかなり大きな値。

診断を受けて
 模型、側貌予測や数値を見て、改めて自分の出っ歯具合に衝撃を受けた。上の歯と下の歯で差が10mm以上あるので、抜歯治療も当然納得である。
 また、保定期間も含め長い道のりであることを改めて確認。30代初めで開始したのは良い判断だったと感じた。
 なお、装置は透明のマルチブラケットを希望。(この医院は舌側矯正で有名とのことだが、費用が50万ほど変わるため断念)

抜歯
 続いて、左の4番の抜歯。まず表面に麻酔を塗り、そこにさらに麻酔を注射。この液がかなり苦いのだが、飲み込んでいいのか分からず…。
子が泣いてぐずったので、抱っこした状態で抜いてもらう。歯に力を加えていくのだが、経験したことのない感覚…。やがて歯がぐらぐらしていき、すっと抜けた。かなり短く感じた。その後の過ごし方について紙をもらい、鎮痛剤を処方してもらう。

抜歯その後
 抜歯自体はあっさり終わったのだが、その後の過ごし方が大変だった。
 朝ごはんを食べずに向かったため、治療後はお腹ペコペコだったのだが昼のそぼろうどんが違和感でほとんど食べられず…。片側で咬むのだが、細かく噛んだ食べ物が抜いた歯の隙間に入り込むことが怖くて上手く食事を取れなかったのだ。すぐにお粥の買い出しに行った。
 また、歯を抜いた後には、その跡に血が溜まり次第に歯肉に変わっていくそう。(なんてうまくできているの人体!)その血の塊が取れると骨が剥き出しになり、痛みを伴うドライ・ソケットという状態になるという。抜いたその日は血が止まらず、ドライソケットになったらどうしようという心配で休まる瞬間がなかった。また、ふとした瞬間に舌で抜歯跡を触ってしまい、それも心配に拍車をかける。
 もともと心配性かつ神経質なので、痛み止め飲んだものの、夜は違和感でほとんど眠れなかった。
 翌日も食事に苦しむ。痛みはないが、片側での食事は難しい…。4日目くらいまでは市販のおかゆや茶碗蒸しなどで乗り切る。5日経過するとほとんど違和感はなくなる。片側での食事にも慣れる。

抜歯を終えて
・血が出るのは当日、翌日
・違和感は1週間くらい続く。片側での食事が必要だが慣れるまでは大変。柔らかいものをゆっくり噛むと良い。
・次回は抜歯前に食事を摂る。(大事!)

 矯正基本料金の払い方の説明、次回予約をとって終了。次回は右4番の抜歯。

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