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「好き」を発見・理解するために絵を描く

こんにちは、konnieです。趣味でイラストを描いています。

私が絵を描く理由の一つに、自分の「好き」を「見つけたい・確かめたいから」という目的があります(と思っています)。

絵を描く理由には、「描く行為自体が好き」とか、「紙があったら落書きをしてしまう」とか、そういったことをよく聞きますが、どうやら自分はそれにあてはまらないようです。

そんな自分が「何故、絵を描くのか」というのは不思議で気になる疑問です。そう思った時に、最近よく落ち着くポイントが二つあります。

頭の中の情報を現実に具象化できること
・誰かに何らかの情報が伝わること

この二つです。
どうやらこの二つを面白いと思って絵を描き、それが自分の「好き」を「見つける・確かめる」という目的に繋がっているようです。

対話によって自分を知るプロセス

脱線しますが、「好きなものって何?」っていう質問が苦手です。この質問、自分にとってかなり難しく、「わからない」と回答することが多いです。例えば「好きな異性のタイプ(今回は外見)は?」とかでしょうか。

例をとって、異性の対象が女性だとしましょう。そう私が回答すると、質問者は選択肢を用いて回答しやすくしてくれたりします。「カワイイ系」か「美人系」か、の二択とか。次は「髪が長い」とか「短い」とか、「身長はどれくらい」だとか、どんどん場合分けをして像を浮かび上がらせます。そうして答えるうちに、(自分でも未だよくわかっていなかった)好きなタイプが、相手に伝わると同時に、初めて自分も理解できる(わかってくる)、ということがあります。

このように自分では「わからない」と思っていたものも、相手との対話の中で、「案外自分ってこんなものが好きだったんだ」と理解を進めることがあります。至極当然なプロセスです。

自分にとって、絵を描くという行為はこれに似ています。

絵を描くという行為は、キャンバスを鑑に、自身に「どういうのが好きなの?」「こういうの?」と対話して―質問を繰り返しているようなものだとわかってきました。

自分が絵を描く目的の一つには、そうしてある部分に関する「好き」や「興味」を一度、現実に具象化し、それを自分で見ることで、初めて「理解」できる、ということがあるなと思っています。

他の人は、何故絵を描くのでしょうか。皆さんとっても良い絵を描かれる中で、その裏側に何を想っているのか。とても気になっています。もしよかったら教えてください。

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