白熊杯プレ企画の「#曲から一句」に参加します。

　曲と言えばめっきりGemini AOIしか聴かないコノハナですが、企画のためにGemini AOIのルーツである曲を聴き直してみました。

　それがこちら。

　ジューダスプリーストのペインキラーです。

　１９歳の時に出会った曲です。衝撃を受けました。だって親世代の人たちがこんなかっこいい音楽をしてるなんて。この時のジューダスプリーストは40代なんですよ。今自分がその年代になっても、やはり同世代の人たちがこんなことしてると思うとぶっ飛びますよね。ついていけない。ドラムもベースもそしてツインギターもボーカルも、すごいのが合わさってるんですけどもう聴き取れない。

　ジューダスプリーストがツインギターなるものを始めたそうで。ギターがすんごいんです。これを目指してGemini AOIもツインギターになってます。

　Gemini AOIは残念ながらリズム感がないのでドラムはありません。きっとドラムも入れたらパワーアップすると思うんですよね。でもドラムに関しては皆目見当がつきません。

　最初はCDで聴いてたんです。そしてミュージックビデオを見てまた驚いたんです。すごくないですかこのパフォーマンス。最後にワイプが入っちゃってロブハルフォードの睨みが半分しか見えないのが残念。

　このジューダスのYOUTUBEチャンネルでは７０歳のロブハルフォードがライブでペインキラーを歌っている動画も公開されてます。変わらないお声とつるっつるの肌で。頭もつるっつるです。

　そんなことより一句。

ご自愛の音楽それはペインキラー

　川柳です。冬っぽくなくてすみません。皆さんはどんなペインキラーをお持ちですか？一つあれば一人いれば十分。それを大切にすることはご自愛ですよね。（←いやだからこれは白熊杯よ！冬を詠むの！！）

ご自愛の音楽それはペインキラー今でも歌う君はオリオン

　冬っぽさを足してみました。ロブハルフォードを冬の空に輝くオリオンに見立てた短歌です。

　そしてGemini AOIことコノハナに音楽とは何かを教えてくれたのはこちら。

　メガデスの「Peace sells…but who’s buying」というアルバムです。ジャケットがピンク色なんです。かわいい色だと思って買ったんです。

　CDを聴いたときは始まった瞬間からびっくりしちゃって。こんな始まり方の曲は初めてだったし、そのあとのギターがすごいし。宙を見つめて固まりました。今まで使われていなかった脳の部分に血が流れて音楽だけの空間に入ったんです。そして「これが音楽なんだ！」と思ったんです。

　日本のAメロBメロという型にはまった歌ばかり聴いていたので衝撃でした。今でもお店でメガデスが流れると（←どんな店に行ってるの？！）棒立ちで聴き入ってしまいます。

　そしてメガデスも最初はCDで聴いてたんですけどミュージックビデオを見てぞっとしました。ライブの光景が撮られているんですけどアナーキー。発火（爆発）とかもあって（←観客がしてるんです）アメリカでは絶対にライブには行かないぞと心に決めました。安心安全な日本で行けばいいんです。そして行ったのですがライブのことはほぼ記憶にありません。CDを超えた演奏に全身が音楽に乗っ取られてしまい、周りの人が長い髪を振り回してヘッドバンキングをしている中、ぼーっと突っ立ったまんま終わってしまいました。覚えていることと言えばデイヴムステインの髪の毛が黄金に輝いていたのが印象的でした。

　ここで一首。

闇に飛ぶ蛍のような生き方で奏でた音は銀河になりし

　短歌です。蛍は夏ですが銀河は「冬銀河」のことでどうにか冬っぽく。苦しい(^_^;)メガデスのダークなイメージはまさに冬。しかし音楽は夏よりも輝きを増した冬の星の集まりのように輝いています。

　ライブのステージは薄暗くてムステインだけにライトが当たって輝いていたんです。（←そう記憶されているだけかもしれません。たぶんマーティーとかにもライトは当たってたはず💦）メタリカへの恨みとか（ムステインはもともとメタリカのメンバーでしたが素行不良のためデビュー直前に首にされたんです）ダークなイメージのムステインが黄金に輝いていたので、まるで蛍だと思ったんです。それを詠んでみました。

　コノハナにとってムステインはモーツァルト。脳の血流が増えて癒されるんです。

　　小説家デビューをして音楽への情熱が薄れてきていましたが、やはりこれらの曲を聴くと再燃しますね。しかし聴けば聴くほどGemini AOIは凡人だと思わされます。ご自愛祭りの閉幕ソングは楽しみながらご自愛として作りますね♪

　「ご自愛祭り」ではタッピングタッチの無料ワークショップもあります。癒しの時間を過ごしませんか？気軽に参加してね♪