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センスの磨き方①そもそもセンスとは?

センスを磨きたいと思っている人は多いはず。
でも、そもそもセンスとは何でしょう?
そこがわかっていなかったら、磨きようもありません。
Wikipediaには
センスとは「感度や五感」の意味。転じて美的感覚や感性のこと。才能と似た意味である。
ほかに、
物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。
とも。
単なる感覚的なものにとどまらず
「微妙な」というところに納得します。
実際、センスというのは
雑ぱくな感覚では決して磨かれるものではないと思う。
美しいと感じたのなら
どこが、何が、なぜ美しいと感じるのか
微細なところまで見極めていくことでしか
センスを磨く術はないでしょう。
幸田文は「おばあさん」が花でも何でもじっと見る、
ということを書いていました。
私は、この「じっと見る(観る)」というのが
現代人には圧倒的に足りないと感じています。
スマホは、ジッと見ているかも知れないけれど。

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