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ワーホリしたいなら、目覚ましかけて寝るだけでいいんだよ

「死ぬまでに一度は海外で暮らしてみたい」

それはワーホリに興味があるのかもしれないし、学生のとき留学したかったなという気持ちなのかもしれない。

今の仕事、一生やっていくつもりはないけれど、辞めたいわけじゃない。まわりのひとのことはスキだし、まあちょっとそりゃ不満はあるけれど、土日も友達と遊べて楽しいし、新しいことを始めるほどでもないし。

それに、仮にいまワーホリに行ったとして、わたしの英語力でできる仕事ってなんだろう。海外に行ってそういう仕事するくらいなら、今の仕事していたい。会社でできることも増えてきているし、もっと一緒に働いていたいひともいるし。

でもふとした時に、「ああやっぱり海外行きたいな」とおもうし、このまま「行きたいなあ」って思ったまま死んでいくのはイヤだなあっておもう。

かと言って、行動する勇気もないから、なんとなく「チカラをつけなきゃ」ってたくさん自己啓発の本読んだり、そういうYoutube見たり、副業の勉強したり。(手は出せない)

もちろんそれがダメってわけじゃなくて、かといって、たのしい仕事を今すぐ辞める必要もなくて、絶対やめるタイムリミットだけ決めて、トキを待つのが最適解なんじゃないかとおもうのだ。

たとえば、ワーホリをしたいんだったら(国によるけど)31歳の誕生日まで申請が可能だから、申請期間を半年と見積もって29歳6ヶ月目には辞める。社会人10年目からは別のことをしたいんだったら、9年6ヶ月目には辞める、とか。どれだけ生き延びても、この一線は超えませんよのマックスを考えておく。

そしてそれまでは、目の前の仕事をがんばる。

それが大事なんじゃないかと、ふとおもった。理由はふたつあって、ひとつめは、”潮時は調子がいいときのほうがいい”とおもうから。もし今、仕事に不満はなくて、でもやりきったとも言えないのだとしたら、絶対にやりきったほうがいい。

わたしも、絶不調のときに辞めようとしたことがある。すると、上司でもなんでもないひとから「いま辞めても、お前になんも残んないよ」と言われた。

そのときは「は?十分経験したし!!」と思ったが、「それもそうだな」と悔しかったのも事実。そして、その後に起きたできごとを考えると、本当に序章でしかなかったと今わかる。

わたしが辞めたとき、調子がよかったかはわからないが、毎日がたのしい!!!!と思っていたときに辞められた。まわりのひとからも、「ああ、やっと辞めてくれた」と思われるより「辞めないで」とやっぱり言われたいじゃないですか。(あ、でも体調や精神が崩れてしまっているときであれば、辞めたほうがいいと思います!)

ふたつ目の理由は、わたしに”トキ”がやってきたから、あなたにも来るとおもうよ!!という説得に欠ける理由だ。

わたしが前の会社にしがみついていたメインの理由が「ひと」だった。「このひとたちに認められたい」ってひとが数人いて、彼らに認められないと辞められないと思っていた。でもびっくりするくらいあっさり「あ、もうわたしも辞めていいんだ」と思えたことが起きたの。この5年なんだったの?ってくらいあっさり。

でももちろん「その”トキ”を待っていたら、逃しちゃいました!」っていうのは、あまりにも自分の人生に無責任なので、それを防ぐためにタイムリミットのアラームだけはかけておく

「4月は恋愛運がいいです。よい出会いがあります。」ってすご腕占い師に言われたら、「4月までは一旦恋愛無視でいいや」ってなるでしょ。それと一緒で、遅刻しない最低ラインのアラームだけかけて、それまで寝ておけばいいんだよ。

そしてそれは、ワーホリや海外進出にかぎったことじゃない。目の前のことをやればよいんだよ、と誰よりもわたしに贈る。

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