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なんでもない話 #7

エロいことがしたい


Never Young Beachの別れの歌を聞いていて、ふと思う
何度も見ているMVだけど最近のMVの中ではかなり秀逸。
最近と言いつつもう4年ほど前の曲だが。

私の言うエロいことというのは
いわゆるベッドの上でする情熱的なそれらではなく

ちょっと好きだなと思っている人と
1軒目楽しすぎて2人とも結構飲み、2軒目に行こうという話になり
その移動中、人通りのある所でするっと指を繋ぎ
(もっと言うなら手を一度離され、なーんだと思った瞬間にもう一方の手で繋ぎ直されたり)
わざと細い道に入り 意地悪に急に立ち止まってみたり
気付けば耳元につけた香水が香る距離だったり
(キスはしてもしなくてもどちらでも)
お店に着くまで中身のない話も笑いも絶えず
2軒目に入って、はぁ〜じゃあ私ハイボール、濃いめ。とか言ってみたり
過去の話も未来の話も架空の話もたくさんしながら
相手のまつげを見て触りたくなったら触っていい?と聞き
その流れでデコピンをして2人なぜか爆笑

でも
テーブルの下では足を遊ばせたり
ふと会話が途切れた時に長袖から少し覗く手首を触ったり

または
飲んだ帰り道2人コンビニ寄った時 甘いものが食べたいと言い
2個入りの安いショートケーキを買って
お風呂上がり借りた部屋着でプラスチックのケースのままフォークでつつくのだ
行儀悪く机に肘をついて
それを見て時々ケーキをつまみながら相手はビールを飲んでいるのだ

まぁつまり、つい青さが溢れ出てしまうような時間のことである
(ついでに毎回なぜか酒気を帯びている)

長い

そして何を言っているんだ私は

こういった様なことはもう何度となくやって飽きてしまっていたのに
もう出来ないとなると、妙に懐かしく思い出してしまうものなのだな

ラララセキララキラキラ

はぁ
何を言っているんだ私は(2度目)

ちなみにこれを書いている今はシラフだ
酒気を帯びたい

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