子どもたち大喜び!? 鹿児島ご当地グルメの名前とは

去年の夏に鹿児島へ行った際に薩摩川内の宿に泊まったのですが、駅構内の看板にこんなものが。

言わずと知れた鹿児島名物と肩を並べていたのは…

「かるかん」「さつま揚げ」「焼酎」、超有名な鹿児島のお土産と並んで名を連ねていたのが「ちんこ団子」。思わず「えっ…?」と口に出すくらいびっくりしましたね。驚きはしたものの、「調べるほどのもんでもないか」とスルーしてしまったのですが、数ヶ月の時を経てスマホの写真フォルダを見返していると見つけたので改めて調べてみると…

隠すことなく「ちんこ団子」を名乗っているではありませんか。
そもそも「ちんこ団子」というのは、うるち米100%のしょうゆ団子のこと。一粒一粒が少々小さいということで、このあたりの方言で「小さい」を表す「ちんこべー」からきているといった説もあるとのこと。なぜこのような名前が付いたのでしょうか。先述の説以外にも三つの説があるとのことで、紹介させていただきます。

由来?①「新しい粉」

先ほども申し上げました通り、「ちんこ団子」はうるち米100%の団子。新米の米粉だけを使って作られていたそうで、「しんこだんご」が「ちんこだんご」に転じたというのがまず一つ。

由来?②「飢饉を救った和尚がいたお寺の名前」

遠い遠い昔の話ですが、1386年に発生した飢饉のときに「幽遠山深固(しんこ)院」というお寺の和尚さんが拾った落穂から餅をつき、しょうゆをかけて焼いた団子を食べさせて飢饉を救ったとのこと。こちらも「しんこだんご」がなまって「ちんこだんご」になったという説。

由来?③「鹿児島弁がなまって」

先ほどの由来と同じような話ですが、鹿児島弁で小さい団子のことを「ちんかだんご」といったことから、「ちんこだんご」になったという説。

以上の3つが、「ちんこ団子」が爆誕してしまった由来と思われる説だそうです。私は惜しくも以前の鹿児島旅行で食べることができませんでしたが、今度薩摩川内へ行く用事ができた暁にはぜひとも食べてみたいものです。こっちで「鹿児島物産展」みたいなイベントがあれば、是非とも出品してほしいですね。

余談ですが、今回の記事を執筆したせいでパソコンで「ち」と入力してしまうと予測変換が色々厄介なことになりそうですね。今後しばらく誤爆には十分気を付けてパソコンを使わないといけなくなりそうです。

<参考>
名前のインパクト強すぎ!鹿児島名物「ちんこだんご」 その由来を調べてみた(全文表示)|Jタウンネット (j-town.net)

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