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【詩】初雪に心躍って

今日の窓から
ふわり ふわりと
薄く軽い 白い雪が舞っていた

白っぽいみづ色の空に
軽い羽根のような雪が

薄明るい光に溶けそうになりながら

行きつ戻りつ
下から上に舞い戻りながら

わたしの今も
そんな風に
そらに舞って
あのゆめに届いてゆけばいいなと
あの光に遠くまで飛んでゆけばいいなと

その白さに
心がすいこまれて
ずっとその軽やかさを追い続けていた

その軽さに心のなにかが
すっと溶けていくのをかんじながら

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