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若者のインスタ閲覧制限と広告

おはようございます。毎日投稿48日目です。

今日は今朝の日経新聞から。

インスタやfacebookで、自殺や自傷行為、摂食障害など、若者に有害そうなコンテンツについて、18歳以下には閲覧制限がかかるようになる、というもの。

有害になりそうなものは、もちろん対象にしたほうがいいですし、そもそもSNS中毒になる大人にも時間制限とかあっていいんじゃないかと思います。
メタのビジネスと逆行するので、メタが自発的にはそんなことはしないと思いますが・・・

で、気になったのは、記事の最後の方にあった文。
ヨーロッパでは広告表示が無いプランもはじまるらしいです。

そうなんだー。

自分的に2023ベスト本だった↓の本を読んだ時、資本主義における広告の役割の大きさが書かれていました。

「資本主義の成長志向のシステムは人間のニーズを満たすのではなく、満たされないようにすることが目的なのだ。」
と帯にも書かれています。

国民生活センター機関誌2021.6にも書かれていますが、
スウェーデンやノルウェーでは、12歳未満の子どもに向けたいかなるテレビCMも禁止され、更に子ども向けテレビ番組では一切のテレビCMが禁止されているそうです。

北欧では子ども向けに広告が害と扱われているんですね。内閣府の委員会の資料を見ると、オーストラリアやベルギーでも似た趣旨の規制があるらしいです。

うちのこはyoutubeを見はじめるると沼にはまったように、おもちゃの解説動画を見て、欲しくなり、買ってもらえなくて、長時間泣き続ける、という負のサイクルに陥ることがあります。

youtubeの番組も広告的性質が強いので、害だな、と私は思っています。
もちろん、良い番組もあるんだけど、うちの子の嗜好だと良い番組に当たる確率が低い。。。
今の日本では、親が頑張って、コントロールするしかないですよね。
うちでは見ていい番組の種類や見る時間を私が管理しています。
(子どもたちは私の起床前に、親の目をくぐってyoutubuを自由に見る時間を満喫していますが・・・)

大人にとってのインスタやfacebookも同じだと思ってます。
消費意欲を刺激されて、経済的にはプラスですが成長を促します。
でも個人個人で見ると、消費意欲を煽られて、満たされない感情ばかりを持たされる。
そのバランスが個人にとってのマイナスに行き過ぎちゃってるんじゃないかなと思います。

そーゆー個人個人の幸福論?とゆうか社会の豊かさ?みたいなのを大切にするのは、アメリカよりヨーロッパという印象。

今朝の新聞記事をみて、そもそものSNSの在り方もヨーロッパのほうから、そのうち変わっていくんじゃないかな、と思ったのでした。
5年後の世の中はどうなってるかな。


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