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超久しぶりの新宿ピカデリー×『ゴジラxコング 新たなる帝国』面白かったぜ!

今日は5月1日(水)。1日と水曜日が被るなんてもったいない。

まあ、そうは言っても映画を見に行ってきたわ。

新宿ピカデリー、あれ、いつ以来だとさかのぼると、『GANTZ』を見たのは間違いなく新宿ピカデリー。あれ、2011年かよ!

その翌年か翌々年も見たような気がするけど、何を見たのか思い出せない。

いずれにせよ、10年以上たっているな。

私が知るかぎり、この松竹の系列の映画館は、会員登録すると、一番お得に(お安く)映画が見られる。

実家から徒歩で行かれるところにもあるから、もう前から登録したいと思っていた。ついにその日が来たのだ。

何を見ようかなあと今日の上映予定をチェック。

いくつか候補はあったが、時間帯との相談もあり、予告を見て、これは絶対見ると決めていた『ゴジラxコング 新たなる帝国』に。

登録は簡単だったが、実際にチケットを買うのが大変だった。操作は別に面倒ではないが、何度も混み合ってるといってエラーが出まくった。

けっこうイライラした。

PCで登録したパスワード(googleで自動に出してくるやつ)がスマホで出ないので、パスワード作りなおして、そしてスマホでやったらやっとチケット取れた。

新宿に着いてから雨の中映画館を目指すも、傘を差した人が多くて、なかなか前に進まない。まさか徒歩で渋滞するとは。18時55分の上映に余裕で着くと思ったのに、まさかの数分前だよ。

そしてQRコードかざして入ろうとしたら、え?発券しないといけないの?今どき?

発券機はたくさんあって並ぶことなく、なんとなく左から3番目を選ぶ。発券はスムーズに…あれ、券が出てこない。何回やっても「発券済みです」と出る。いや、出てこないんだけど!

さっきの入場口のところでそのことを話すと、あちらの方に行ってくださいと。無線で連絡をしてくれていたので、係の人が出てきて、すぐにアイコンタクト取れた。

「どこの機械ですか」
「あそこです」

と言ったところには外国人カップルがいた。

係の女の人は、ちょっと調べたところで発券機に使用不能の大きな札をかけ、また奥に戻って行った。

顔を見合わせるカップルに、英語わからんので日本語でそのまんま話しかけた。

「こっちの方でやった方がいいですよ」

まったく通じない(笑)。

何度か話したのち「エラー」とRとLの発音の違いを意識して言ってみたら、二人とも、ああ、という表情になった。

ほぼそのすぐ後に係の人が帰ってきた。

機械を開け、私にもその理由が分かった。

発券したものを印字するための感熱紙(だと思う、とにかく紙だ)が切れていた。

ロールを交換して、いや違うな、空っぽだったからセットして、一度はスムーズにいかなかったが、二、三度目で私の分とそのあとのカップルの分も出てきた。やはりそれでこの二人もこの場から動かなかったんだな。

カップルは、私のあとだったのが運がいいのか悪いのか。その券売機を選んだのは運が悪かったが、私のあとだったのは運が良かったな。

外国人カップルも同じ『ゴジラxコング 新たなる帝国』だった。あれ、字幕だけど…と思ったけど、英語がネイティブならそれでいいのか。なんか不思議な感覚だな。

さあ、この印字されたものをかざすのかと思ったら、見ただけで入場。あ、これ、映画の半券?というか全券?

このあと映画の半券?を図書館から借りている『こちらその子』の文庫本に挟み、『花束みたいな恋をした』と同じだなと思いながら、エスカレーターを上がる。

トイレに寄ってから座席に着く。もう一段後ろが一番見やすかったか。しかしそこはもう埋まってたからな。振り向くと20代後半くらいのカップルだった。

客層は、おじさんが多かったかな。若い女の子がほとんどいなかった。

映画は、ツッコミどころ満載(笑)なれど、楽しかったなあ。

こういう単純娯楽作、好き。

しかし、すごいパワーが注がれている。作っている人たち、ほんとゴジラ好きなんだなあ。

あ、私としてはゴジラ映画を劇場で見たの『ゴジラ-1.0』以来2作目。

映画が始まってしばらくはほとんどセリフがなく、あれ、これ、字幕すらいらないんじゃないの?とさえ思う。

非言語のノンバーバルコミュニケーション。まるで『2001年宇宙の旅』の最初の方のような。あれよりずっとわかりやすいけど。

あれ、全部CGなんだよね?技術的なことはよくわからんけど。

まあ、とにかく作っている人たちに拍手だわ。

人間パート(?)も良かったな。全員、例によって俳優知らんけど。

主人公?の女の博士。笑顔がチャーミングで、凛々しくて。ショートが似合う。以前はロングで髪も金に染めていなかったというのが会話で状況説明されるが。

女の子がまた可愛くて、これまた凛々しくて。しかも東洋系の顔で、いい。

ぶっ飛んだイケメン獣医もいい。登場人物の中では一番好きなキャラ。身近にいたら鬱陶しいかもしれないけど、映画っていい。うん、いい。

黒人のユーチューバーみたいな人、やかましいわ(笑)。なんかこういうキャラクターを配するの、今風だよなあ。

パイロットのオッサンもカッコよかったぜ。

ハリウッド的な人種の配置バランス嫌いって、何度か言っているけど、今回は、これが良かった。心からそう思った。

だがな、なんとか族、アングロサクソンの描くインディアン的な謎の東洋感、正直、ああまたかという感じで鼻白む。

いいんだけどね、いいんだけどね、いいんだけどね!

まあ、あれをアングロサクソンがやってもな、というところもあるし。

それにしても、もう、ひっちゃかめっちゃか。

ゴジラは人類を守ってくれているのか?そういう世界観になっているようだが、街を破壊しすぎ(笑)。ウルトラマンの比じゃない!

いやあ、それらも含めて、めちゃくちゃで面白かった!

映画にツッコミ入れるのは、基本、野暮だと思っているけど、これだけは指摘しておきたい。

正しい知識としてね。

他のゴジラ映画も全然知らないので(『シン・ゴジラ』はアマプラで見た・あとは子供のころ見ただけ)、他でどう描かれているか知らんけど。

「ゴジラが放射線を吸収している」

ありえません。

放射線を出すのは放射性物質で、放射性物質を飲み込んでいる、ならわかるけど。

放射能についてはね、人類共通で、正しい知識を持つべきと思うんでね。

あと、原爆落とした国の人は、残留放射能の怖さとか、全然理解してないんじゃない?これは『ダークナイト ライジング』見たときも思ったよ。

あとさあ、地下の空洞世界、なんであんなに明るいの?ひかりはどこから??

そして、いつも通り、映画を見てからいろいろ調べ始めた。

これ、続編的な位置づけだったのね!

完全オリジナル作品かと思って見ていたよ!でも、全く支障なし。

黒人ユーチューバーもどきの発言が、あれ?前作あるのと思わせる感じは多かったけどね、確かに。

いやあ、でも、ほんと面白かった。理屈抜きで楽しめる娯楽作!気軽に見られる映画として、カップル、家族にもおすすめ!

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