見出し画像

学びをもっと豊かにする3つの方法〜「アウトプット大全」を読んで〜

こんばんは。コウイチです。
唐突ですが、あなたは学ぶことが好きですか?

私は好きです。ただし私は知識欲が旺盛という学者のようなタイプでもなく、人前で知識を披露したいという外交的なタイプでもありません。学んだことで視野が広がったり、人に役に立ったり、信頼していただけるようになったりして、人生が豊かになっていくのが嬉しいのです。

私は英語学習をがんばっていた時期がありましたが、それは交流する人の幅が広がり、自分の視野が広がるのが楽しかったからでした。例えば、あるアメリカ人の英会話学校教師は、日本の温泉施設について「人前で裸になるなんて信じられない」と話していました。自分が当たり前だと思っている事が、外から見ると案外当たり前でないこともあるんだなと思い、視野が少しだけ広がった気持ちになったものです。

そんな学びに関して、本日は「学びをもっと豊かにする3つの方法〜『アウトプット大全』を読んで〜」について書いていきたいと思います。

1,書籍「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)」について

私は学ぶのは好きですが、これまで積極的にアウトプットをしてきませんでした。そんな反省から、noteに挑戦しています。ただこれまでブログどころかSNSも避けていたような人なので、アウトプットに慣れていません。noteを始めてもうすぐ2ヶ月になろうもしていますが、筆が進まなかったり、書くことに疲れてしまったり、さっそく壁にぶち当たってしまいました。そこで特にアウトプットに関しての心構えのヒントを得ようと「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)」を手に取りました。

この本では「日本一情報を発信する精神科医」である樺沢紫苑先生により「 脳科学に裏付けられた、伝え方、書き方、動き方」が書かれています。マンガ化もされており、シリーズ累計100万部とすごい人気です。
今回は本書を読んで得られた「学びをもっと豊かにするための3つの心がけ」を書いていきたいと思います。

2,学びをもっと豊かにするための3つの心がけ

①「学び」を楽しむ

noteを始めて40日過ぎてから、「これからは毎日記事を投稿するぞ」と気合いを入れていました。その後、5日連続で投稿できたのは良かったのですが、だんだん楽しいはずの学びが苦しいものになってしまいました。

本書では「同じ時間、同じ勉強をしたとしても、楽しいか嫌々かで、その学習効率はまったく変わってきます」とあります。

「楽しい」と、脳内物質である「ドーパミン」が出ます。ドーパミンは幸福物質であり、集中力、モチベーション、学習能力を高める物質です。一言でいうと「頭がよくなる物質」です。

「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)」

やはり自分に合ったペースで楽しく学ぶことが良いと、科学的にも証明されているのですね。今は結果にこだわらず、読んだり書いたり、本業も充実させつつ、時にはイベントに参加して楽しんで学ぶことを優先したいと思います。書くのに慣れてくれば、筆もきっと速くなるに違いないと信じて、、

② 学ぶ前に「何を学びたいのか」、自分に問う

本書では、読書する前に「『自分はその本から何をいちばん学びたいのか?』を自分に質問して、紙に書きましょう。」とあります。これはメチャクチャ大事な気がします。例えば小説をよむときは読書自体が楽しい、でもよいかもしれせん。ただ何かを学ぶために本を読む場合は、ただ漫然と読むよりも、目的意識を持って読んだ方がその学びはもっと豊かになりそうです。

自分に質問し、それを書き留めることで、「選択的注意」が働くようになり、脳は、本の中からその答えを必死に探すようになります。結果として、あなたが学びたいことがしっかりと吸収され、記憶に残りやすくなるのです。  勉強を開始する前に、たった10秒、「何を学びたいか」自分に質問するだけ。それだけで、学びの効率が大幅にアップするのです。

「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)」

③目標の立て方

本書では、学びの目標を立てるときにいきなり難しい課題を設定せず、「ちょいムズ」な課題設定すべきと書かれています。

難易度とドーパミンの関係でいうと、難しすぎても簡単すぎてもドーパミンは出ません。がんばればなんとかなりそうだ、そんな「ちょい難」の難易度の課題にチャレンジするとき、ドーパミンが最も分泌するのです。 ドーパミンが分泌するということは、集中力、記憶力、学習能力が高まり、自己成長が最も進むということ。つまり、何かにチャレンジする場合は、いきなり難しいことに挑戦するのではなく、「ちょい難」の課題にチャレンジすることで自己成長していきましょう。

「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)」

これは 人それぞれだと思いますが、私の場合はnoteでの記事投稿に関して「目指せ100記事」と設定することにします。そして「毎日投稿」は、私にとっては難易度が高すぎました。その反省から、投稿の頻度そのものは目標に入れないことにします。20日ごとの振り返りはこれまで通り行って、投稿ペースを乱さないことだけ気をつけようと思います。

3,まとめ

本日は「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)」を読んで得られた、「学びをもっと豊かにするための3つの心がけ」を書いていきました。
<ポイント>
・結果にこだわらず、楽しんで学ぶことを優先することで学習能力を高めよう
・目的意識をもって学ぶために「何を学びたいのか」自分に問うてみよう
・学びの目標を立てるときには「ちょいムズ」な課題設定をしよう

お読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

読書感想文

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?