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くれなずめ(テアトル系とは?!)

ここ数年で映画の好みが物凄く変わりました。
ここ数年で日本映画がとても好きになりました。

それまでは洋画が好きだったけど、
やはり、邦画は言葉が通じるし、日本人のなんとも言えない特性とか、性格、様々な個性をいろんな監督によって表現されていてとても素晴らしい。
特に新宿テアトルでやるような、ヒューマン系を好む。
つまりは東京テアトル配給の映画、めっちゃ好き!

だいぶ逸れたけども、今回鑑賞した
『くれなずめ』もまた、テアトルオールスターズ(テアトル配給映画に出がちな俳優達)がめっっちゃいい演技で本当に度肝を抜かれた。

吉尾(成田凌)の気弱感
明石(若葉竜也)のやさぐれ感
曽川(浜野謙太)の常識人感
田島(藤原季節)の良き後輩感
ネジ(目次立樹)のめっちゃ良い奴感
欽一(高良健吾)の振り切り感

めちゃくちゃ良かった〜!

6人6様の個性と演技のぶつかり合い。

個人的には後輩役の藤原季節がダントツで良かった。あと、色気満載な若葉竜也。街の上の青とは大違い!!!

あまりネタバレしたくないのでぼんやり気味で書かせてもらうと…(予告が充分ネタバレだけど)
私はまだ冒頭の、え?まだ始まったばかりだよ?のところで泣いてしまうんですけど、物語が進むにつれて途中、この涙はどうしたら良いのか?!って思うくらいのシュールかつ、置いてけぼりなシーンがあるんですよ。
映画観てる人たちは置いてかれてるんだけど、6人はそれぞれ受け入れて振り切って大暴れしているんですよ(大袈裟だけど)

つまりは、大人になって飲み込めない不条理な現実でも受け止めなければならないんだなぁって、
答えを見せられた感じがしました。

そう!それが答え〜だっ♪って。

この前、花束みたいな恋を気になってた友達に
『あ〜テアトル系ですね(キリッ)』みたいに言ったら『なんすか?それ?』と聞かれたけど、
テアトル系映画を推して行きたいし、テアトル系女子を極めようと思う。

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