2018年の年末は妻と一緒にNews Picks を毎日のように見ていました。その中でもWEEKLY OCHIAI シリーズが面白くて、毎回動画を見た後は登壇者達が話していた内容について自分たちの考えや感想を交換しました。

特にシーズン１の「ファンションインダストリー」や「東洋思想をインストールせよ」など、時事問題以外にも夫婦共通で興味のあるトピックスも多く、白熱したディスカッションが起爆剤となり意外にも妻が落合塾に参加にする展開に・・・・(得るものを得て２ヶ月で退会しましたが！) そんな2019年の年明けからあっという間に一年が経ち、今では家族に新たなメンバーが1名が追加されました。

2019年も一年間を振り返り次の年の方向性を決めるべく、赤ちゃんが寝ているわずかな時間に夫婦水入らずの議論を繰り返していたら、ちょうど良いタイミングで WEEKLY OCHIAIシーズン３の最終回の中でビビッとくる言葉に出会えました。「規定された自分は全てではない」「世の中の価値判断は全てではない」なんでビビッときたのか？それはこの考え方が既に私達夫婦の間にはあったからなんです。

妻は社会に対する疑問やアンチテーゼをジュエリーブランドを運営する中で表現しています。立ち上げから4年が経ち、その過程でいろんな壁にぶつかりながらも乗り越えてきたその強い思いに影響されて、私もとうとうサラリーマンを辞め、語学のアドバンテージを活かして天然石ビジネスを本格的に始めることを決めました。そもそも会社に属して働いていくのも１つの選択肢ですが、たった一回しかない人生ですから自分が見えていない世界を覗いてみるのも悪くないと思いました。そして自分の目標達成のためではなく、妻の目標を自分の原動力にフーリエ変換して見えてくる世界がとても魅力的に感じてきました。

そんな私達ですが、これから仕事において、家庭において、どういう道を歩いていくのか。歩いた道はどういうふうに見えるのか。それはまさに自己表現そのものです。美しいものを美しいと感じるのは普通ですが、誰もが注目していない所から美を見出せることが本当の価値の創造だと私は思います。これからの世の中で生きていくために必要なことだし、私達が到達したい境地でもあります。

さて、新しい一年が始まり清々しい気持ちを感じる暇もなくオギャ～と赤ちゃんの泣き声が波のように押し寄せてきます（笑）育児奮闘記なんか書く時間があるのかな・・・。