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アランヤプラテート1泊2日の旅(3)

アランヤプラテートから行けそうなクメール遺跡はいくつかあったけれど、時間の関係もあり、プラサート・サドックコックトム Prasat Sa Dok Kok Thomの後は、来た道を戻って国境の小高い丘の上にあるプラサート・カオノーイ Prasat Khao Noi ปราสาทเขาน้อย へ。そのまま日が暮れて、さて晩御飯はどうしようか⁉ 思いがけず歩行者天国を発見!

Prasat Khao Noi ปราสาทเขาน้อย

プラサート・サドックコックトムから1時間しないで着く距離だったけれど、途中、こんなのと遭遇してしばしのろのろ。追い越しさせてくれそうでくれない。道があいたかなと思って通ろうとすると、フラフラと車の前に来るのであぶなっかしい。まあ、タイのあるあるだよね~。

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サドックコックトムに比べて、情報が少ないカオノーイ遺跡。カオノーイチョンプーとも呼ばれているらしい。カオノーイは小さい山ってことで、チョンプーというのは、ピンクって言う意味。

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丘全体がワット・カオノーイと言うお寺になっているそうで、標高130m、254段の階段があるという情報も。道がいくつかあるのか、途中まで車で行けて、120段程度の緩い階段で楽勝で到着。

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あっという間に到着。

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アンコール王朝より前の6世紀に建設が始まって、7~8世紀に増設されたタイでもっとも古い時代のクメール人の遺跡の一つとのこと(他にも説あり)。山頂には、3基の祠堂が残っていて、修復されているのは中央のみ。

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苔がとにかく美しい。お天気よくってホントによかったー。そして、ここは明るいうちじゃなきゃ、来られないね。入口に入場制限時間がかかれていたけれど、たしかに真っ暗になったら怖そう。

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こちらは、どちらさま!? 

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リンテルのレプリカが祠堂の周りに置かれていたけれど、本物はプラチンブリ国立博物館にあるそう。

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リンテルというのは、古代建築に見られる柱をつなぐ上の部分、まぐさ石のこと。いや、まぐさ石と言われてもさっぱりわからないんだけど、出入り口や窓の部分に見られて、綺麗な装飾がなされている部分。これは下に置かれているけれど、本当は柱の上にあるもので、なんか、あ~ってわかるよね。

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山からの見晴らしに期待したら、樹が鬱蒼としていてあまり向こうが見えず・・・。北がアランヤプラテーでその向こうに山脈が見えた。南は、カンボジア国境、望遠で川が見えた。その川が国境を作っているのか~と妙に納得。山を下りてもう一方の道に登ってみる。まあ、寺なんだろうな~って程度で大きな期待はなく、、、

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なんか誰か手をかけているのかしらん? 先に登った人は猿をみかけたらしいが、私は見つけられず…

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アランウォーキングストリートからの宴会

夕食は、ホテルの人が勧めてくれたベトナム料理屋の予定だったけれど、規制で店内飲酒はできないので、食事後に部屋で宴会するための調達をとセブンイレブンへ。各自自分が飲みたいもの、食べたいものを買うようにってことだったのだけど、みんなカゴがいっぱい! こりゃ、晩御飯いらないんじゃない? それにホテルに戻ってまた出かけるというのがだんだんめんどくさくなってきて、もう部屋で晩御飯食べちゃうか~となる。

じゃあってことで、セブンを出て他に何か売っていないかと見に行った先発隊が、少し先に市場があるよ~と。行ってみたら、思った以上ににぎやかでいろんなものが売っていて面白い! 

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アランウォーキングストリート、あちこちにアランホテルとかアランなんたらというのがあって、よほど金持ちの人なのかと思ったら、アランヤプラテートの略だった…。

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釈迦頭、タイ語ノイナ―という果物

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ビールも買い込んだし、やっぱソムタム食べたい! カオニアオ(もち米)もつけてもらう。

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買う勇気はさすがになかった・・・。苦手な人、ごめんなさい。

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サイクローク、イサーンソーセージ、妙に美味しいのよね~。これもビーツによく合うのでついつい買っちゃう。

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ありゃ、これまた美味しいけれど、普段は絶対買わないようなものが! カロリーがすごそうなんだもの。カオニアオ(もち米)を一度団子にしてフライにしてあって、それをわざわざ潰してネームソーセージと和えてサラダにするというもの。カオニアオのもっちりとネームの酸味とタレの辛さと、なんとも惹きつけられる味ではあるのよ~。旅先ではカロリー不問とする。

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これまた各自好きなものを買ったら、どうやって食べきるの~?というすごい量。誰よ~、ムール貝なんて勇気あるもの買った人~。案の定、手を付けた人は限定。他に揚げた魚や内臓入りラープ、サトイモなどなど。6時くらいから延々と宴会をして、なんだかんだでそれなりにきれいに食べつくして、意外に疲れていたので日を超える前に解散、爆睡。

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