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お気に入りの国①〜ヨルダン〜:世界一周旅行記 vol.11

世界一周旅行をしていると、 どこの国も魅力的ではあるのだが、 「特にこの国が気に入った!」 という国に出会う事がある。 ヨルダンは今回の旅で初めて出会った 気に入った国である。 ヨルダンは旅好きの人にとってはメジャーな国だが、 中東に位置する国であり、 イラク、シリア、イスラエル、パレスチナが 隣接していることからも 「危ない国」と考える人も少なくないだろう。 しかし実際に行ってみると 想像と全く違って驚くと思う。 現地の観光地であれば英語も通じるし、 押し売りなども

    • トルコでナンパされた?笑:世界一周旅行記 vol.10

      海外を歩いていると声をかけられることがある。 飲食店の勧誘であったり、物乞いであったり、 基本的には多くの国はどこも似たような感じだが、 トルコのイスタンブールは少し異なり、 公園や道端など、何故ここで? というようなところでも声をかけてきた。 しかも彼らはとても流暢な日本語で 愛想よく話しかけてくるのである。 ある日、街中を妻と2人で歩いていると 現地の人に声をかけられた。 「こんにちわ、日本人ですか?」 はい、と答えると 「どこへ行くんですか?」と聞かれた。

      • ガンジス川は裏切らなかった:世界一周旅行記 vol.9

        テレビや本、SNSなどで取り上げられる 絶景の写真や動画。 実際に行ってみるとそこまででも無かった、 というような場所もあれば、 写真では収まりきれないほど迫力がある場所もある。 それは自分の目で見てみないと分からないし、 どう感じるかも人それぞれだ。 インドはそういった写真や動画の特集に よく掲載される国のひとつだろう。 遺産や自然など人によって興味は違うと思うが、 ガンジス川は見劣りしない程の迫力があった。 スイミング教室が開かれていると思いきや 川岸には火葬場

        • ウズベキスタンとツアーガイド:世界一周旅行記 vol.8

          ウズベキスタンと言えば モロッコのシャウエン、インドのジョードプルと並ぶ 青の街サマルカンドがあることで 知っている人も多いと思う。 イスラム教が国教のため、 アジアではあるもののモスクやミナレットなど 他とは違う新鮮さを感じる建築物が多い。 日本ではイスラム教と聞くと テロなど悪いイメージがよぎる人もいると思うが 実際に訪れてみると怖い様子は全くない。 (勿論、海外旅行として最低限の警戒は必要だか) みんなが民族衣装を着ているわけでも無いし、 もちろん武装しているわけ

        お気に入りの国①〜ヨルダン〜:世界一周旅行記 vol.11

          出発の日:世界一周旅行記 vol.7

          世界一周旅行の出発日になったが、 結局、きちんと移動手段や宿泊先が 決まったのは1ヶ月先までだった。 準備不足は否めないし、不安要素は多々あるが、 そこから先の予定は旅をしながら 決めていくことにする。 今後どのような旅行記にするか悩んだが、 現地の情報などは別の機会でまとめることにし、 ここでは旅をしていて感じたことをメインに 書いていくことにした。 この旅が終わってみて 仕事を辞めてでも世界一周をして良かった、 と思えるように日々を大切に過ごしていこうと思う。 世

          出発の日:世界一周旅行記 vol.7

          バッグ選び:世界一周旅行記 vol.6

          世界一周航空券やシェンゲン協定など 様々なものに翻弄されて予定が狂っていったが 出発までの時間は迫ってくる。 そして、出発までにやらなければいけない もう一つの事。 そう、荷造りだ。 短期間の旅行と違い、持ち物が多くなる。 訪れる国によって気候が異なるため洋服は増えるし 宿泊先にタオルやシーツがあるかも分からない。 日本食や非常食も持って行きたいし、 移動中の暇つぶし道具も必要だろう。 荷造りの際の忘れ物防止のためにもなるからと 持ち物リストを作成して、 既に用意

          バッグ選び:世界一周旅行記 vol.6

          シェンゲン協定でヨーロッパのプランが粉々に:世界一周旅行記 vol.5

          ルートプラン第1号ではアジア始まりで 中東→ヨーロッパ→北中米→南米→オセアニア と周る予定だった。 しかし、世界一周航空券の制約のため 南米とオセアニアのチケットは購入できなかった。 そのため、購入したルートは 4月 日本→インド 4月 インド→トルコ 5月 トルコ→オランダ 7月ドイツ→デンマーク 8月フィンランド→スペイン 9月スペイン→ドイツ 10月 ドイツ→ニューヨーク 10月 ニューヨーク→メキシコ 11月 メキシコ→サンフランシスコ 11月 サンフランシスコ

          シェンゲン協定でヨーロッパのプランが粉々に:世界一周旅行記 vol.5

          世界一周航空券:世界一周旅行記 vol.4

          仕事に追われ、気がついたら2月中旬と 世界一周旅行開始予定まで2ヶ月切っていたが 妄想のみで何も予約しておらず、 流石に航空券だけは取ることにした。 航空券は世界一周旅行券というものを 利用しようと思った。 世界一周航空券とは航空会社のアライアンスが 発売しているチケットで、 色々な制約があり絶対お得とは断言できないが、 最大で16回も飛行機に乗ることができる。 ちなみにアライアンスとは 複数の航空会社によるグループである。 (少なくともそういう認識である) 飛行機に

          世界一周航空券:世界一周旅行記 vol.4

          退職の報告:世界一周旅行記 vol.3

          世界一周旅行をするので仕事を辞めます、 と職場に伝えるのには勇気がいた。 周囲にそんな理由で仕事を辞める人はいないし、 「いい歳した大人が何を言い出したんだ?」 と言われるのは容易に想像できた。 「学生じゃあるましいし」とか 「老後に行けばいいんじゃない?」というのが 世間的にまともな反応だろう。 それに自分自身が長期間の海外生活に 対応できるのかも不安だった。 英語を話すことはできても 海外の人と無難に会話できるほどでは無いし、 病気になったり、事件に遭うかもしれな

          退職の報告:世界一周旅行記 vol.3

          ルートプラン第1号:世界一周旅行記 vol.2

          世界一周旅行に行こうと提案したは良いものの、 どこくらいの期間行くのか、どこへ行くのか、 何も決めていなかった。 何の計画も無く仕事を辞めるのは流石に不安なので プランを立ててみる事にした。 期間については、幸い仕事が資格職だったため、 再就職先は選ばなければどうにかなるだろうし、 年度途中での退職や復職は迷惑がかかると思い、 年度の始まる4月から1年間にした。 仕事をしていた時は夏休みが3日間、 これに有給と土日を合わせても 1年間で9日間の連休が最大で、 行きたいと

          ルートプラン第1号:世界一周旅行記 vol.2

          仕事を辞めて旅に出よう:世界一周旅行記 vol.1

          大学を卒業後、8年間勤務してきた。 仕事が嫌いな訳では無い。 ただ、朝起きて職場へ行き、 勤務先で朝食を食べながら当日やることを確認し、 勤務時間開始後は自身で昼食の時間をやりくりし、 勤務終了時間後も仕事が終わるまで働き、 帰宅後、シャワーを浴びて夕食を食べて就寝。 こんな毎日を過ごしていたら 1週間、1ヶ月と過ぎていき、 気がついたら年末になり、数年が過ぎていた。 ある時、上司や友人に 何を糧に仕事をしているかを聞いたところ、 大半が家族のため(子どものため) と

          仕事を辞めて旅に出よう:世界一周旅行記 vol.1