見出し画像

息子が走る🏃‍♂⑫

前回の試合から約1か月。中学1年の息子の大会です。しかしながら、前回は駅伝でしたので、距離も中途半端、コースもトラックだけでは無かったので、どのくらい力がついているのかは分かりにくいものでした。

この日は、いつもの距離でトラックレース。
どうやら欲を出して、1500メートルと3000メートルの2種目にエントリーしたようです。

朝から生憎の雨☔
今回の会場は2度目の訪問。前回、突然寒くなり、風も強くなり、良いタイムの出なかった競技場です。  
雨は降っていますが、降ったり止んだり、午後にはあがると思われます。風はなく、シトシトと降ってます。

1500メートルは午前中、3000メートルは夕方走るようです。

晴れていれば、トラック脇の芝生部分に各学校のテントの花が咲くのですが、流石に朝から降っていると、テントを張る学校は少いようで、スタンド席の屋根部分で待機する学校が多いようです。

何か樹の実が落ちています

会場到着から3時間…ようやく息子の出番が近付いてきました。スタンドには一部屋根がありますが、それ以外の場所は傘をささないといけません。
座れないならスタンドじゃなくてもいいか…と、芝生の植えてある場所で観ることにしました。

まずは1500メートルです。持ちタイムで組が分けられているようです。息子のベストタイムは4分55秒。10月のタイムです。
奥さんはスタンドへ。息子の動きのチェックも兼ねています。

芝生で立ち見していると、息子が雨でずぶ濡れになりながらスタート地点へ歩いています。

息子👨「お母さんは?」
私「スタンドで観るらしいよ」

スタート地点へ向かって歩いて行きました。

スマホに着信が…
奥さん👩「ちゃんと召集場所へ行った?」
私👨「スタートの方へ歩いていったよ」
奥さん👩「召集がかかってたよ!招集はスタート地点とは違うよ!」
私👨「そうなん?」

…そんなこと言われましても、私はわかりません。元陸上部の奥さんはそのあたり詳しいですけど。
奥さん👩「ちゃんとしないと失格になるよ!」

そう言われても…。

すると、息子が戻ってきました。小走りに招集場所に向かっています。何か事情があって、スタート地点へ行っていたのか、はたまた、いつもの天然を発動したのかはわかりません。何とか失格は免れたようです。

息子の組は20人で走るようです。
一般や高校生、上級生も一緒に走ります。

スタートしました。中団より少し後ろに位置をとりました。珍しい位置取りです。これまで大抵は、先頭に躍り出るか、最後尾につけるか…でしたが、成長したのでしょうか、中団です。

しかし、同レベルで組をつくってあるので、できればもう少し前で勝負してほしいです。

1周したあたりで、後方から6番手くらいです。前も後ろも大差はありません。

2周したあたりで、1人前の子との差が少し開きました。ここはついて行ってほしい…。

👨ついて行けー!📣

言うのは簡単です。

ラスト400メートル。各自スパートを開始します。息子もスパートしています。離されていた前の子を抜き去り、1人また1人と、スパート力が弱い子たちを抜いていきます。

前で競い合っている選手たちは、スパートも速く残念ながら追いつけません。

順位は真ん中くらいでしょうか…それよりも大切なのはタイムです。

先頭は4分38秒くらいでゴールしています。
最後の直線…。少しゴール位置から離れていたので正確にはわかりませんでしたが、4分50秒くらいでゴールしたようです。自己ベストを僅かに更新した感じのようです。

結果は4分50秒。
全体では170人中、75番目です。最下級生ですから悪くはありませんが、同級生たちのトップレベルは、4分30秒〜40秒台あたりでしのぎを削っています。

5ヶ月で5秒…。雨も降ってますし、上出来でしょうか…。私としては、4分40秒が希望でした。

息子が歩いて戻っています。
息子👨「雨は駄目だ。最悪だ!自己ベストは出た!」

…。確かに雨の大会は初めてなのです。まだ3月なので寒いですし…。前回は「風」でしたし、夏場は「暑さ」でした。なかなかベストコンディションでは競技できないですね。みんな同じです。

素人の私が言うのもアレですが、もう少し前につけて、押し切る感じでゴールして欲しいです。レース後はいつも平然としているので力を出し切れていない気がします。

走るのは息子ですけど…。

もうすぐ2年生です。1年生は、5分以内であれば陸上のサイトに記録されています。しかし、2年生になると、4分45秒以内でないと記録されなくなります。そのあたりがレベルのボーダーラインなのでしょう…。

しかしながら、1500メートルは息子には少し距離が短く忙しい感じかも知れません。3000メートルの方が向いていそうです。

夕方の3000メートルまで6時間…。他種目を観ながら待ちます…。

夕方。ようやく雨も止んできました。やや進行が遅れ、予定より20分遅れで息子の競技の番がきました。

この6時間の過ごし方も、なかなか難しいものがあるのかも知れません。

同組には21名。一般や高校生、上級生に混じって走ります。息子のベストタイムは10分14秒。12月に出した記録です。

同じくらいのレベルの人が同組で走ります。
持ちタイムがちょうど10分前後の人達です。

持ちタイムで数えてみると息子は21人中、10番目くらい。後ろからではなく、是非、中団から勝負してみて欲しいです。

暗くなりナイター照明が点灯しています

スタートしました🏃‍♂
位置取りは…7番目くらい。
いい位置だと思います。先頭は高校生が引っ張っているようです。

そのまま淡々と3周半(1400メートル)走りました。先頭から最後尾までまだ200メートル程度。同レベルで組んでいるだけあり、差が無いです。

すると、息子が、徐々にスルスルと後退していきます。少しずつ少しずつ順位を落としていきます。

大会の予選などではないので、順位はあまり関係ありませんが、とは言え、順位が良ければそれだけタイムも良いものとなります。

👨「ついていけー!📣」
言うのは簡単なので言います。これしかありません。

最終ラップの鐘が鳴った時には、後方から6番目まで後退していました。残り400メートル。後ろから更に1人迫ってきています。

ここで、息子も最後の力を振り絞り?スパートします。後ろから迫られますが、ここはよく粘り、抜かれること無くゴール。21人中、16位。

タイムは10分26秒です。
全体では95人中、73位です。

12月時点のタイムから12秒落ちています。

なかなか難しいです。
1日、2種目出場、雨に打たれる…。など色々条件はありましたが、どうなのでしょうか?

息子より遥かに良い持ちタイムでも、今回は凡走している子や、2種目出場し、双方自己ベストを出しているような子がいたり…。

なぜ、後退したのか息子に確認しました。

👨「ペースが上がってついていけなくなった。速いペースが苦手、脚も痛いし、しんどかった」
とのことでした。

やはり後ろから行くほうが良いのでしょうか?しかし勝負するなら前から行かないと勝負にならないと思いますし…。

私は陸上に関しては素人ですが、やはり日々の積み重ねとその日の調子というのも重要になってくるのかな?と思いました。楽しむことを忘れず、続けて欲しいです🌱

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?