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ポケットルータとKindle Scribe 小理屈野郎の小ネタ集

前回のnote記事では白馬村に宿泊し、スキーを楽しんだ ことをお話ししました。

そのとき、触れることを忘れていたことが2つ あります。

触れるのを忘れていたもの

ポケットルータ

記事で触れるのを忘れていた件の一つ目は、ポケットルータ です。
これは結論から言うとかなり簡単に、話は終了 してしまいました。
ホームページでは、ホテルではもともとWi-Fiを完備している ということでした。しかし施設側に設置しているWi-Fiを使うとすると、夕食後などはみんなが一気に使うことが多いので、スループットが落ちる ことが容易に想像できます。
それを避けたい、というところがポケットルータを持参した理由 です。
割り当てていただいた部屋に入ったあと、すぐにLANの接続孔をかなり丁寧に探しました が、ありませんでした。
ポケットルータやそれに付随するもの(LANケーブル、アダプタなど)を持って行きましたが、出番がない ことが確定しました。
そうなるとホテル側が準備していたWi-Fiアンテナを利用したネット利用一択 になります。
ここで少し思索してみました。
今までLANの接続孔があったホテルはどんなホテルだったか と言うことを考えてみたのです。
その様なホテルは、大体はビジネスホテル で、部屋についているテレビはすべてLAN経由でコンテンツを見られる(民放やNHK、BSなども含めて)もの でした。
要するに館内全体にLAN網を張っている という感じでした。
今回泊まったのはホテルですが、ビジネスホテルではありません。おそらくLAN網を張り直しても宿泊客の方々にはそれほどメリットがないと判断された のだと思います。
宿泊客は夏の間は山行の観光客、そして冬はスキーでの宿泊客になりますので、テレビもそれほど見る時間がないのではないかと考えています(事実私たち家族はテレビは一回も電源を入れずでした)。そう考えるとホテル側としてはLAN網を設備投資としてするには少し無駄が多い ような気がします。しかしスマホはみんな使っている。そういう環境から考えると、施設の中にWi-Fiアンテナを設置して施設内でWi-Fiでネットを使えるようにするのが一番自然で対費用効果が高い 、と考えるのが一番素直だと考えました。
実際にスピードテストをしてみるとダウン側で数MB/秒、アップ側でも10MB/秒程度でした。
動画を見るわけでもなく、実用上特にスループットに悩むこともなく快適に利用させてもらいました。
以上のようにせっかくいろいろな道具を用意していったのですが、ポケットルータについては全く使うことなく宿泊は終了しました。
以前の電話線を使ったネット通信のときも、いろいろなガジェットを持って行って上手くつなげるように腐心していったけど、結局何もできない 、ということが幾度となくありました。そのときのことを漠然と思いだしていました。これこそ旅先通信だなあ と感じました。

Kindle Scribe

今回の旅行で持って行ったKindle電子書籍端末はKindle Scribeのみ でした。
今までにScribeについては2つほどnote記事をアップし、使い心地についてもレポートしました。

基本的なスタンスとしては、電車の中ではKindlePaperWhite、KindleOasisが妥当 と考えています。
Kindle Scribeは、新幹線や在来線の優等列車に乗る時間が長い場合、もしくは目的地でゆっくりと本を読める場合 、と考えていました。
今回は宿泊地ではそれなりの時間が確保ができる と思いScribeを持って行ったのですが、結局あまりの強行軍に1時間ほどしか利用できませんでした
画面は大きく後述のように横長スタイルでの読書が快いので持って行ったこと自身は後悔はしていません。
次回は使える時間があることを祈るのみです。

  • Kindle Scribeの読書スタイルを検索中
    現在はどんな状況でどのような設定で一番Kindle Scribeが機能するか 、ということをいろいろと考えています。
    以前のnote記事にも書きましたが、縦長の表示で、著書を読むのは眼の上下方向の移動距離が多く、没入までの時間が結構かかる と言うことに気づいていました。
    次に横長の画面構成として、それで本のページをめくる回数を減らすような方向での運用 を試してみました。こちらの方はかなりよさげな感じを受けていて、OasisやPaperWhiteのときと同様の感じで没入感を得られる ことに気づきました。
    こうなると、純正カバーの使い勝手がある意味悪くなります
    純正カバーは縦長の画面での使用が前提となったカバー です。ですので横長にしたとき角度をつけたりするのが難しくなるのです。
    それに気づいたあとは、よいスタンドがないかと探していたのですが一つ引っかかるものがありました。
    Majestand-M というものです。スタンド本体は非常に薄く3ミリもない程度のものです。独自のパンタグラフ構造で、角度なし(0度)から垂直(90度)まで30段階の設定ができます。
    オーダーをかけたときはバックオーダーが入っていて新しいロット待ちになっていたので到着まで少し時間がかかりました。

対応するデバイスとしては4.7~10.9インチのスクリーンサイズで500g以下 とのことですので、Scribeは条件をクリア しています。
更に、デバイスの裏面に貼るドッキングシートもよく考えられていて縦長でも横長でも利用できる とのこと。
唯一の難点としては、Scribe本体裏面にドッキングシートを貼付して、そこについている金属とスタンド本体についている磁石を接続することによって利用することになっていることでした。Scribe本体裏面にドッキングシートを貼り付けた上でKindleの純正カバーをつけてみると、何事もなかったように純正カバーを利用することができた ので、第一関門は通過です。
その上で、横長での利用がメインになるのでそのときに最大のパフォーマンスを出せるように画面が横長のときに、ドッキングシートは縦長になるように貼付 しました。
あと磁石によるドッキングを採用しているので、Majexstand-Mを使っているときにペンで描画をしようとすると磁石があるところが描画できない 、ということがあります。描画できない範囲はそれほど大きくないです。これは物理的に仕方がないので、実際にメモを手書きでするときはスタンドを外すことによって対処 しています。
このスタンド、非常に細くて使いにくそう、華奢そう という感じがしていましたがさにあらず 。上下方向の加重には非常に強いです。左右方向の加重にはそれなりに簡単に磁石が外れてしまう(意図的にそのようにしていると思われます)ようですが、実用上問題となる接着力ではありませんでした。
小理屈野郎がこのスタンドを利用する場合は、スタンドの角度を余りつけずに、その上で天井などのライトが反射しない角度を見つけて 、その角度で読書をするようにしています。
これは非常に快適です。純正のカバーの角度より細かく調整できるので非常によいです。新幹線の中でも利用してみましたが、気持ち良く横長画面で没入できました。
自宅でも余り角度をつかないようにして利用していますが、読みやすくなったと考えています。
次はそのうちKindle Scribe用のスリーブケースが別のメーカーから出てくる可能性が極めて高く 、それが出た暁には純正のカバーの利用を一端ペンディングにしようと思っています。
Kindle Scribeは今までの端末と狙っている方向や使用シーンがだいぶと違うみたいです。今回のようにどのようにすれば没入できるか、と考えるのも楽しいものです。

まとめ

今回の白馬村へのスキー行のnote記事で触れていなかったことがありました。
それはポケットルータのこととKindle Scribeの実際の利用シーンでの工夫でした。それら2つについて思索しました。
これからも工夫をしながらよりよい環境を作っていこうと思いました


今回の記事は小ネタ集みたいになってしまいました。
楽しんでいただけたでしょうか?
今後も所有している既存のガジェットの使い心地を改善していき、その内容をnote記事としてアップできたらなと思っています。

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