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Kindle新端末発表とその他の気になる情報について思索する

つい先日、Kindle電子書籍端末に新機種が出る ことが発表されました。その他、気になる情報が一つネット上に上がっていた ので、今回はそれらを思索してみようと思います。

新Kindle(無印)

その前にはKindle(無印)も新機種が出た ようです。
個人的にはKindlePaperWhiteの11世代を所持していますので、今のところ購入の食指が伸びません。そんな理由で特にnote記事にもしていませんでした。
今回は商品のリンクを張る程度にとどめておきますね。

Kindle Scribe

今回注目したのは、下記のリンクにあるKindle電子書籍専用端末の新機種です。

名前は上記のように、Kindle Scribeというようです。10.2インチのモノクロeInkディスプレイで、特徴は手書きメモを残せる ことのようです。

コンセプトとしては、個人的に少し注目していたはBooxシリーズの対抗馬(Kindle専用機)になる のではないかなあと思います。

ただし、まだ情報はあまり多くなく、チェックしたいな、と思うことがいくつかありました。

ハイライトとの連携どのようにとるのか

手書きのメモはクラウドに自動的に保存される 、とのことです。イメージとしてはKindleハイライトと同様のものではないかと思います。その内容がテキストか、それとも自分のメモしたものか(JPEGとkPDFとかかな?)、という違いだけ のようなイメージを現在のところは持っています。
これはこれで、読書ノートをそれなりに丁寧につけている小理屈野郎にとっては良いな、と思えるところです。
現在は読書ノートにはハイライト部分を貼っているのですが、それと同期して、ハイライトしたところでメモをしたところがある場合はそれを閲覧できるようにしてくれていれば 、さらに読書ノートの持つ情報はアップするわけで、便利になります。ハイライトしたところでメモをしたところを見られるかどうかという仕様の細かいところまでは言及していませんので、このあたりは要チェックポイントではないかと思われます。

今までのKindle端末にも表示可能か

KindleScbribeで書き込んだ手書きメモ情報は、Scribe端末でしか見られないのか?それとも今利用しているKindle(無印)を含めたeInkディスプレイを搭載した電子書籍端末でも表示可能かどうか についても言及はありませんでした。
もし表示してくれるのであれば、これほど便利な、そしてシームレスなサービスはない、と考えるのですが、こちらも実際に製品が出て使い勝手のレビューが出たときにチェックすべきポイントではないかと考えています。

大きさ(196x230x5.8mm)、重さ(433g)をどう考えるか

大きさ・重さは、iPad程度になる 、ということですね。重さもそれなりにあります(というか今までのKindle電子書籍端末が軽すぎた、ということがいえるかもしれません)
KindlePaperWhiteやOasisのように気軽に鞄からさっと取り出して、通勤電車の中で立って使えるものなのかなあ? と考えたりしています。さらにそれなりの重量があるのでカバーをつけずに問題なく使用できるか も気になります。もしそれが不可能ならいわゆるバスタブ型のカバーが必要になるでしょう。そうなるとさらに重くなるが機動性が確保できるのであろうか、というところが気になります。
付属のペンの認識のレベル についても目配りが必要かもしれません。情報を見る限りは、電力不要、ペン先交換可能、などというところから電子ノートでスタイラスとして使っているLAMY AL-star EMRはおそらく使用可能 と思われます。その証拠に両者のペン先のチップの形はそっくり です。そして交換が必要なところも一緒と考えられます。ワコムのプロペン2のテクノロジを利用している可能性は非常に高い と考えています。
LAMY AL-starもグリップ部にボタンを一つ実装しているのですが、もし使えるとしてそのボタンでプレミアムペンの機能をどこまで流用できるか、というところも注目ポイントだと思います。もちろん、最悪の場合は現在の小理屈野郎の電子ノートのように使えない、ということもありそうです。

カバーをつけてひらくPCバッグに入るか

小理屈野郎は何度かnote記事でも触れていますが「ひらくPCバッグ」を常用しています。
鞄としてはそれほど容量がありません。いわゆるミニマリストの思想から生まれている鞄です。
その鞄に、KindleScribeにバスタブ型のカバーをつけて、持ち歩くことができるかどうか、ということが気になります。
現在は8インチの縦型AndroidタブレットとKindleOasis、そしてポメラを鞄の中に入れている のですが、KindleScribeを入れるとなるとKindleOasisは裸のまま鞄の中に入れる必要が出てくること、そして、8インチ縦型Androidタブレットの入るところがなくなります。KindleScribeと8インチAndroidタブレットを入れ替える必要が出てくる ということになります。
そうした場合、Androidタブレットの代わりにKindleScribeがなるかどうか 、というところですね。Scribeはモノクロ液晶なので、持ち歩く端末はすべてモノクロになります。やはりカラーは一台ぐらい持ちたい、と思うようなところもあります。

感情的には、すぐにでも予約を入れたいところですが、もう少し情報を待ちたい、と考えました。

そんな、ちょっと煮え切らない気分の中、KindleOasisユーザーであれば少し気になる情報をキャッチしました。

次世代電子ペーパー

SHARPとeInkの共同開発のもの

以前からSHARPとeInkは共同開発をしているようで、今回は、カラー液晶で少し話題になった「IGZO」テクノロジをeInkのディスプレイに使えないか 、ということで開発が進んだようです。

フォームファクタ

8インチで解像度が300dpi (Oasisより少し大きい程度)の液晶です。機動力に富む大きさですね。さらに、このディスプレイで一番の特徴はカラーeInkディスプレイというところ でしょう。今までモノクロしか出ていませんでしたし、カラーも試作品が出ていたようですが、色の再現性が悪かったり、カラー表示だと解像度が荒くなるようで、小理屈野郎がスペックを見ているだけでも、まだ待ちだな、と思えるものが多かったです。そんな中で白黒・カラーともに解像度が300dpiとなれば期待も高まります。描画速度は白黒で0.35秒、カラーで1.5秒とのこと ですが、カラーの再描画1.5秒を待てるかどうか(苦笑)というところも大きなポイントとなると思われます。

公開スケジュール

くだんのカラーeInk液晶は来る10月18日のCEATECで公開される予定だそうです。もう少しすると情報がどんどん出てくる可能性が十分にあると思われます。
そして上で張っているリンクの写真を見ていると、カラーで表示されているイメージが分かると同時に、ハードとしてもうすぐにでも出せるような状態を伺わせます。筐体、なんとなくKindleOasisに似てませんか? 個人的には、ここが気になったところなのです。
量産体制はもう組めている可能性がある記事の書き方 です。これが新しい新KindleOasisに搭載されると多分、すぐに買い換えるだろうと思っています。

ここのところKindlePaperWhiteから始まって、Kindle(無印)もUSB端子はTYPE-Cに変わりました。MicroUSB端子が残っているのが唯一KindleOasisなのです。新機種はそう遠くないうちに発表されるのではないか、と踏んでいます。ただし、それがいつになるか、ということが問題かもしれませんね。

今後のKindle書籍端末新機種購入に関する展望

小理屈野郎の個人的な展望ですが、KindleOasisの新機種が、カラーでいつぐらいに登場するか、ということとKindleScribeのメモ機能がどの程度今までの機種にも恩恵をもたらすか 、というところが大きなポイントになってくると思います。
メモも手書きでとれるのは良いですが、いざとなったらポメラがあります 。ポメラで入力すれば、手書きの悪筆に悩まされる心配が全くありません し、キーボードを打つことは個人的には全くといって良いほど苦にはなりません。起動も入力も軽快 です。
ポメラでの入力はテキスト入力ですので、Evernoteに貼り付けてからも検索に引っかかるための自筆の認識などの心配は全くありません。
Scribeがあれば、現在使っているSHARPの電子ノートと比べると広大な広さのメモが出現します。それはそれで大歓迎ですがフォームファクタが引っかかるところです。
すべての選択肢がそろったところでえいや、と決断するのが一番後悔がない ようにも思われます。

まとめ

今回、Kindle電子書籍端末の新機種が出たので、分かっている範囲でその概要などから、個人的な使用シーンやそれに拘わる使い勝手について思索してみました。
ポイントは1.Kindleの書籍につけたメモをクラウドでほぼ自動的に管理できることですが、それが今までの電子書籍端末や、Kindleハイライトとどのように有機的にリンクするか、2.フォームファクタが自分に合っているかどうかであると考えました。
さらに、ネットを見ていると8インチ、300dpiのeインク仕様のカラーディスプレイが量産可能になったとの情報から、ディスプレイのスペックなどから機能や使用シーンを思索し個人的な推測を行いました。
このディスプレイはKindleOasisに搭載される可能性があると考えました。


いやあ、悩みがつきませんね。
とりあえずは、日頃の買い物と、電子書籍の購入でしっかりとアマゾンポイントをためることが一番の用意かもしれないな 、と思いました。
あと、感情的になりすぎないことも大事かと。

また、新しい情報が上がり次第note記事で触れていきたいと思います。

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