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移植日決定、そして今の心境

3月上旬、久しぶりのクリニック受診。
いよいよ初の移植に向けて準備が始まった。

エストラーナテープという、内膜を整える薬を2日に1回お腹周りに貼る。これで内膜が整うのかと思うと不思議な気分。

貼り薬は夫に見てもらいながら貼る。別に一人でパパッと貼り替えてもいいんだけど、二人のことだから二人で取り組む。採卵前の自己注射も毎回夫の目の前で打ったし。


3月中旬。
心配されてた卵巣の腫れも治っていたので、移植日が正式に決定。3月下旬に移植、4月上旬に妊娠判定日となった。

あとはやるべきことをこなして、移植当日を迎えるのみ。



移植日が決まったものの、全然妊娠できる気がしない。普通に生理がきて、またクリニック通いする、そんなイメージしか湧かない。

最近は子供ができないことが辛いのではなく、このどっちつかずのこの状態が辛いんだと思うようになった。


夫婦二人暮らしなら、それはそれで楽しめる。
海外旅行にもたくさん行きたいし、別の仕事もやってみたい。教育資金がいらないのであれば、その分自分の知識経験を肥やすためにお金を使いたい。

子供が居ても、自分のやりたいことや目標に向かって突き進んでいく人もいるだろう。
でも私のキャパでは、多分それは無理。


子供がいる人生or子供がいない人生。
どちらになるかでやりたいことが大きく変わってくる。


今まで毎年何かしら目標を立て、一つずつクリアしながら人生を進めてきた。毎日をただなんとなく過ごすと言うことが苦手なので、何かしら目標を立て、達成感や成長を感じながら人生を過ごしてきた。

だからこのどっち付かずで、これからの目標ややりたいことが定まらない状況が辛い。早く結論が欲しい。


30代という体力も金もそこそこある貴重な時間を、不妊治療だけに囚われて過ごすのは勿体ない。

子供ができるかどうか。
それだけが人生の結論ではない。
この状況でもやりたいことや目標は持てるはず。

と、頭ではわかってるけど、なかなかねー。
毎日貼り薬や膣剤忘れないようにしなきゃと気を配ったり、体調変化に敏感になったり、そりゃ不妊治療のことがずっと頭にあるよね。


来月妊娠するかもしれない、と思うと、身体に負担がかかる予定も避けがちだし、旅行の予定も組みにくい。

不妊治療を中心に生活を考えてしまうのも、この状況では仕方ないかな。


いろいろ考えちゃう自分を受け入れながら、この尊い毎日を過ごしていきたいな。

とりあえず健康第一で移植に臨もう。

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