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目標と達成するために必要なチームワーク構築の必須事項は,業務を『仕組み化』することである。というお話をします。

地方自治体の債権管理について,『明日からできる債権回収』をテーマに,過去の研修原稿をもとにして記事を書いています。
※ヘッダー画像は記事内容とは関係ありません。みんなのフォトギャラリーからお気に入りのものを使わせていただいてます。

どうもこんにちは,まっつんです。


今回のシリーズは「マネジメント」をテーマにお話をしております。滞納整理を進めるにおいても,マネジメントは重要なポイントになってきます。
このお話は,行政だけにとらわれない,一般的な話になりますので,みなさんもどこかの研修で聞いたことのある内容かもしれません。


効果的なチームワークの実現に必要なスキル2つめは,計画し,まとめるスキルになります。

少し前に出てきました,「なにを」「どうやって」「いつまでに」をビジュアル化し,課内全員で共有できるようにまとめていくスキルのことです。ここは簡単に行きます。

最後の3つ目は,問題解決スキルです。
これは,説明書きにもありますように,目標達成が困難な状況が生じた時,どのように改善,方針転換を図っていくかということです。

年度当初に作成した計画が,年度末まで何の問題も起こらず,無事目標達成ということはあまりないかと思います。

年度途中で,大小は様々ですが何らかのアクシデント,ハプニングが生じることは稀ではないはずです。

そういった際には,迅速に,そして的確な対処方法を指示することが求められます。

私は,「リカバリーする」なんて言葉を使ったりしてます。

業務によってアクシデントやハプニングの内容は違うと思いますので,日頃からどのようなことが起こりえるのか?どのように対処するのかということをシュミレーションしておくことが肝心です。

さて,チームワークに関するお話もいよいよ最後になりますが,これまでに話してきたことの到達点はどこにあるのかということをお伝えします。

「人事異動に影響されないために何を構築しないといけないか」ということですけども,何となくお分かりですよね。

コレです。「仕組み」です。

下の説明文上から3行目以降読みます。

仕組み化することが効率の良い,個人への依存性が低いチームを作るうえで大切です。自分たちが貯めたノウハウを常に再現できる状況に持っていくことが,マネージャーとしての腕の見せ所となります。

自治体規模の小さいとこなんかはよくあることだと思いますが,職員に仕事が付いていくって現象が起こったりすると思います。これって最悪な状態なんですよね。

はじめに言いましたが,仕事は組織でやるものですから。個人に付いていくと,一見すれば話が通りやすいとか,事業の進行が円滑にできるように思いますが,危機管理上は極めて危険な状態であるともいえます。

多くの不祥事はこういった状態が根っこにあるといっても過言ではありません。

自分はよく「誰が」「誰に(何に)」対しても「同じ」対応,対処ができる組織作りをしないといけないと言ったりしてます。

「仕組み化」なんて言ってみましたが,この方が分かりやすと思いませんか?

それに,中立・公正という観点でも説明しやすい言葉ですので,ぜひ組織目標のヒアリングなどの際には使ってみてください。

終わりに,自動車会社のフォードの創設者の言葉をお伝えしておきます。

『人が集まることは始まりであり,人が一緒にいることは前進であり,人が一緒に働くことは成功である』


それでは,今日はここまでにします。
次回の記事も楽しみにしていてください。


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[引用研修]
令和4年6月29日 兵庫県徴収事務マネジメント研修
『地方自治体における債権管理の実務(マネジメント編)』

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