【文学フリマ東京38に参加します！】 🗓5/19(日) 12:00〜開催 📍東京流通センター 第二展示場 Eホール ✅ブース: か-07 📕イベント詳細: https://bunfree.net/event/tokyo38/

ラブレター「うちの子へ」

ちょっと前にラブレターを書いたばかりだけど、記念日なので少しだけ書きます。 丁度1年前の今日あたりだったな。君達が生まれたのは。 ペンとタブレット、パソコンを使って君たちを描いたのだ。それはほんの気まぐれだった。 君達の見目麗しい姿を見て、衝撃を受けたんだ。こんなに可愛くてかっこいい男が描けたなんて！と…… 君達が可愛くて可愛くて、ずっと夢みたいな暮らしをしていたよ。絵を描いて描いて、ずっと楽しかった。 七月頃になってから、君達に物語を授けました。 私はこの時、初

SNSやめて二次創作してたら生きやすさが爆上がりした

SNSにあまり顔を出さなくなった。 前回、宣伝用に使っているSNSについて、「自己肯定感が爆下がりするのでフォロワー全員ミュートにしたったwww」というかなり失礼な記事を書いた。 それからというもの何となく申し訳なさが私の中で漂い始め、しかもオーバーキル的に私生活の事で鬱になり、宣伝的な活動をあまりしなくなる。ていうか宣伝活動する元気がなくなった。 決してSNSをやめた訳ではないが、足を運ぶ回数がマジで減った。いうて、三日前にイラストとかイベント参加告知こそ出したけど、

キラキラ光る水面の様に眩しい人達を見て死にたくなるばかり。だけどまだやりたいことがある。やりたいことをやり尽くして、その人達には知られず、遠くでひっそり息を止めたい。

「嫌い」で物事を語ることについて

はるか昔、中学の頃つるんでいた知人はとにかく「嫌いなコンテンツの話」ばかりする子でした。 「あのアニメ作品は全然面白くない」 「あのキャラクターは全く可愛くない」 「この絵柄は嫌い、下手」 ずっとそんな話ばかり聞かされ続けていたように思います。 もちろん、その魔の手は私の好きだった作品にも及びまして。私の好きな作品はあれよあれよと批判され、いつしか私はその知人に自分がハマっている作品などについて隠すようになりました。 その時点で縁を切るべきでしょ、と思うかもしれません

鬱で1日中泣いていた。

鬱で1日中泣いていた。 周りはキラキラしている。仕事があり、素敵なことをして人生を謳歌している。まばゆい光に包まれる人たち。 そんな光に包まれる人たちを、遠くからぼんやり見ていた。すると、涙が理由もなく溢れてきて「自分はなんて駄目な奴なのだろう」と悲しくなった。 朝から晩まで涙が出る。自己嫌悪で、涙が止まらなくなる。 手首を切ったところで、薬を全部飲み込んだところで、首を吊る真似をしたところで、苦しみは消え去らないのだと知っていた。だから尚更涙が止まらなかった。どれも

雨、憂鬱、楽になれる？

自分の事が制御できない恐ろしさというのは、雪道で車がスリップしてハンドルが効かなくなるのと似ている。 突然白い雪面をつるりと滑り、理由もわからず衝突ダイブ。事故ったあとの「やってしまった」と血の気が引くあの感じ。これからのことが考えられなくなるあの衝撃。 私も今そんな感じだ。昨日まであんなにご機嫌に笑っていたのに、突然スリップして事故に遭った。憂鬱という事故、他人に対する八つ当たりという大事故、自己嫌悪。 制御できない。どうにもならならない。こんな時、SNSをやるのは危

夢火傷/小説

夢火傷 　四月。出会いの嵐吹き荒れるこの季節に、俺は内定を貰った会社から半日で逃げ出した。 　理由は初日の挨拶で舌を噛んだうえに、何もない所で転んで持っていた資料をぶちまけ、上司に「お前、初日からトばしてるな」と笑いものにされたからである。同期からもクスクスと失笑が飛んだ。気取った社員から、「ドジっ子くん」というあだ名を付けられ、また笑われた。 　頭に血が上った。俺はお前の笑い取りの道具じゃない。腹が立って、不安で、そこにいるのが恐ろしくなって、やけに綺麗なトイレで昼飯の菓

4月1日、私はバイト先から逃げ出した。

4月1日、私はバイト先から逃げ出した。バイト初日の出来事である。 詳しい職種は伏せるが、いわゆるお菓子の製造バイトだった。 正直お菓子作りなんてするような人種でもないのに、ただなんとなく受けただけのバイトである。バイト先の求人文面、それからきれいな公式ホームページに釣られてとりあえず受けて試用期間2日を貰った。 前の職場が陰湿なモラハラブラック職場だったのもあったので、藁にも縋る思いでもあったのだ。 だがしかし、待っていたのはもっと壮絶な現場だった。 働いている人の

無関心で邪悪な私はSNSに向いていない。

去年から、私は某SNSに顔を売るためにちょくちょく出向いて宣伝活動を行っています。 最近といたしましては、ずっと「リムられた時のショックとカロリーがデカすぎるのでフォローは返さない」を基本としていたのですが、ここ数か月で「交流しなきゃいけないのかな…」と焦ってフォローを返したり、ちまちま適度にフォローしている人に対して反応をしたり、反応されたら「嬉しいです！」的な事を投稿したりしていました。 私にとって、ハッキリ言いますとそれは「交流」というよりはどちらかというと顔を売る

愛しのうちの子たちへ【#300文字ラブレター】

うちの子たちへ。 皆、今日はどんな日を過ごしているでしょうか？ きっと秘密組織で世界征服に勤しんでいたり、とある都市で巨悪に立ち向かっていたり、謎の触手と戦ったりしているのかもしれないですね。 皆に試練を与えている私ですが、いつも私は貴方達の存在に救われています。勇敢で格好良くて、とびきり可愛い貴方達の事が愛しくてたまりません。貴方達がいるから、私は命を投げ出せないでいる。 貴方達の笑顔や涙、睫毛の震えを想像している間は、いつも夢のようで。いつも、私に甘美な夢を与えてくれてあ

日記「人生楽しくなってきたかも・SNSの話」

ここ数日、良い事がぽんぽんと続いていて気分が良い。 つい先週くらいまで職場のストレスもあってかなり気を病んでいて、ずっと屍みたいに生き続けていた。 だけど、今週を境にして何か運気が上がり始めているというか、一つの波が来ている感じがする。 例えば、愛しの推しと握手して3秒だけ見つめあえたり、運用している通販の商品が初めて売れたり、オリジナルキャラクターのエコバッグが思いのほか早く手元に届いたり、書いた小説が投稿サイトの特集記事に掲載されたり、ランキングに入ったり……こう書