見出し画像

【真実告知】産みの母の名前が知りたい

息子は8ヶ月の頃、児童相談所を介してお迎えし、その一年後には特別養子縁組が成立、正式に実子となりました。

そういえば、書き忘れていた真実告知の続き。

あれから何度も同じ質問をされ、私からも同じお返事を。その繰り返しをした後、こうお話してくれるようになりました。

「ぼくをうんでくれたひとがいる。」
「それで、パパとママがむかえにきてくれたんだよねー」
「パパとママ、ぼくにあったとき、なんておもった?」

これも、何度もお話してくれました。きっと、自分に落とし込んでるんでしょう。

そして、産みの母がいること、ママのおなかから生まれてないこと、パパとママが乳児院に会いに来てくれたこと、パパとママと家族になったことまで、まめたんなりに理解してくれたようです。

3歳過ぎてから1年ほどをかけて、ゆっくりじっくり、受け入れていきました。

そして最近は、突然こんな質問をされました。

「ぼくをうんでくれたおかあさんのなまえはなんていうの?」

ビックリしました。運転中だったし、突然だったし。

言ってしまおうか迷いましたが、夫と一緒に話してあげたかったし、ちゃんと資料を見せながら伝えたいと思ったのでやめておきました。

でも、産みの母に、少し興味が湧いてきたんでしょうね。複雑な心境ですが、彼の気持ちは尊重したい。

今後知りたいと言われれば、言える範囲で伝えていこうと思います。

これから大きくなるにつれて、産みのお母さん、私たちのことについて、気持ちがどう変化していくのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?