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特別編 イタリア旅行記-その5 フィレンチェ

5-1
ベニスからフローレンス(イタリア読みでフィレンチェ)にバスで向かう。途中、ボローニャに寄りトイレ休憩。とにかく、トイレは大事、日本ほどそこいらじゅうに公共のトイレはない。観光地では有料のところ(0.2〜1ユーロ)も多い、行ける時にGo!

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さらにもう1回トイレ休憩の後、フィレンチェに到着。夜景の綺麗な丘で写真タイム。気をつけるべきは、踏み絵おじさん。路上に勝手に自分の描いた絵を並べていて、うっかり踏もうものなら、お金を請求する人たち。というより、踏まれるのを待っている。

フィレンチェ 夜景の綺麗な公園

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夕食は有名料理店サバチーニ フィレンチェ本店。東京では大丸にある。また青山のサバチーニ ローマとは違うらしい。雰囲気はすごくいい。1皿はスパゲッティ。メインはフィレンチェ風Tボーンステーキ、でかい!。人によって骨の多い人とと少ない人がいて、早い人はあっさりと食べ終わるけど、なかなか食べきれん。デザートはパンナコッタ

サバチーニ本店
フィレンチェのサバチーニ本店 夜のコース

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食べるのが遅くなり、最後の2人になってしまった。食べ終わった順から解散なので、そこから2人きりでホテルに向かうも迷子に。めっちゃ歩き回り何とかたどり着く。歳をとって方向感覚がないことに失望。ホテルの部屋に帰ると、シャワーがちっとも熱くならない、よくある海外トラブル。面倒なので、2人ともぬるいままスルー。

5-5
翌朝、フィレンチェ観光。まず有名なベッキオ橋まで15分ほど歩いて観光。夜はこの付近の予約したレストランに2人だけで行くのだ。そこからすぐのウフィツィ美術館へ。ボッティチェリのヴィーナスの誕生とか本物!が目の前に。その後、ドゥオモに。

ヴィーナスの誕生 本物だ!

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お昼は中華。毎日イタリア料理でたまには嬉しい。写真イマイチなので、なし。麻婆豆腐、チャーハン、卵スープ、野菜の炒め物とか。午後はフリーだけど、ツアー客全員が無料オプションの、斜塔のある街ピサへ1時間弱バスで向かう。斜塔に登るチケットは普通は取れないが、、、

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なんとピサの斜塔を登るチケットが取れた! 中国団体客がいないせい。どうしますか?と聞かれ、登るしかない、と決断。ツアーの他の人はあまり申し込まなかったようだ。さて、階段で登るしかないが1段の石段が高く、傾いているから遠心力で外側に重心が引っ張られ、僕はまだしも、つれあいにはキツイ。ヒーハー、やっとこ登り、頂上から街を一望。登るのも悪くないけど外から見た方がいいかも。

ピサの斜塔 外から見るので十分、は体験しないとわからない

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ピサの観光を終え、フィレンチェに戻りホテルで休憩後、ディナーのため、2人だけで予約したレストランゴールデンビューへ歩いて向かう。場所も調べたし、午前中に添乗員さんに聞いておいたので多分大丈夫だろうと向かう。事前に日本で食事内容を予約(ミールクーポン)したので、システムにさほど不安はない。途中、夜のドゥオモ付近もきれい。レストランでは最初にボナセーラと挨拶、予約票を見せスムーズに入店

夜のドゥオモ付近 とても綺麗だった
夜の街歩きもいいね

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ポケトークも用意したが、イタリア語はあいさつのボナセーラと、ありがとうのグラッチェ、おいしいのボーノだけでよくて、あとはカタコトの英語で十分。例えばワインリストプリーズとか、トイレット?(場所を聞く)とか。発音は仕方ないが、ほぼ意味は通じる

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メニューは最初はパンの上に各種ペーストとかトマト。次はイノシシ肉のショートパスタ。しつこくなくおいしい。メイン、自分は牛肉のグリルに大量のルッコラ(草でしかない)、つれはヒラメ?のトマトソース。デザートはジェラートとパンナコッタ。おいしかった

牛肉のグリルとルッコラ

5-11
レストランでは給仕の人がたまに用もなく席まで来る。そのとき、ボーノ!と右ほほを指でぐりぐり回してあげると、すごく喜んだ。どうやら、定期的にちゃんと楽しんでもらっているかチェックに来るらしい。最後に飲み物代の他にチップを10ユーロ進呈。grazie!

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レストランからホテルに歩いて帰る。フィレンチェの市街地はそんなに広くなく、せいぜい1km四方。ホテルの場所さえ覚えておけば、夜のドゥオモとか綺麗な場所を見て回れるのでオススメ。日本人も多い。いよいよ次は後半南イタリア。続きは明日。


2022年5月現在 当時を振りかえって
 ベニスからフィレンチェ、そしてピサ。前半のハイライトだ。フィレンチェは街歩きにとてもいい街。街が綺麗だし、ウフィツィ美術館やドゥオモとか見るところも多いし、食事も美味しい。二人きりでレストランを予約しディナーに行ったけど、問題なく美味しい食事を楽しめて、すごく記念になった。給仕の人も陽気で楽しかったし。フィレンチェの2日目はこの旅ですごく上手くいった1日だった。って書くと当然ながら上手くいかない1日もある。

 フィレンチェの1日目は最初にその兆候が現れた日だった。きっかけは、夕食のサバチーニで、メインのTボーンステーキは好みがあり、硬めのお肉が苦手のつれあいは今ひとつだったようで、険悪な雰囲気が漂い始めた。その後二人きりで帰る際に半分迷子になったのも危なかった。シャワーの問題もあったし。まぁ、でもこの日は最悪ではなかった。最悪の日はもっと後に訪れる。

ピサの斜塔は運良くチケットが取れたけど、かなり登るのがキツイ。外から見てるだけでも十分だったかも。チケット代も結構したと思う。まぁ、何事も経験。踊らなにゃ損損なのだ。

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