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クラウドファンディングを実施する際の大切な点7選

「クラウドファンディング」という言葉はみなさん最近よく耳にすることだと思います。

先日、友人と食事に行った際にお祭りで出店を考えていて、資金調達でクラウドファンディングをやりたいという話が挙がりました。改めてクラウドファンディングについて、注意点など含めてまとめてみました。

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを言うそうです。

資金調達は銀行などの金融機関からお金を借りたり、知合いや投資家からの出資などが多くあります。しかし、クラウドファンディングは一般のユーザーやファンの方などから応援消費として資金を集めることができる仕組みになっているため、手軽さがあるサービスかなと思います。

クラウドファンディングを実施する上で重要な点

ここからはクラウドファンディング実施する上で大切だと思う点を取り上げていきたいと思います。個人的にまとめている点もありますので、他にも参考になるような重要な視点があれば、ぜひ教えてもらいますと幸いです。

①売り手の信用獲得

まず大切になるのが信用の獲得です。

クラウドファンディングは誰でもスタートできる手軽さが売りではありますが、誰かわからない人にはお金を出さないというのが正直なところかなと思います。

自分自身が何者であるかを伝える必要がありますね。そのために大切になるのが人に会うであったり、会食をすることです。直接会って、より多くの人と信用を貯めることによってクラウドファンディングなどのサービスを始めた際に資金調達もしやすくなるのかなと思います。

②自分自身の持ち時間を理解する

2つ目に大切かなと思うのは、自分に許されたプレゼン時間を知ることです。

クラウドファンディングのページにはプロフィール蘭があります。そのプロフィールに長文となるような生い立ちなど記載してしまうと文章が長過ぎて読まれないケースが多く出てきます。

そのため、簡潔に結論ベースでまとめるのがオススメだと思います。生い立ちなどはプロフィール蘭で記載可能だと思うので、最初から簡潔にまとめて記すのが良いと思います。

③利益獲得

3つ目に大切と感じるのは利益の獲得です。

クラウドファンディングには支援者からの支援が入ったのちにリターンを決めることができます。おそらく多くあるのは記念のTシャツやキーホルダー、ステッカーなどのグッズがリターンとなっているケース。

原価が高いリターンを設計してしまうと残る利益が減るということを頭に入れなければいけません。人件費が一番高く掛かる訳ですから、稼働に対してどれほどの利益が生まれるのかを計算した上でリターンを考える必要性がありそうです。

④商品を並べる技術

4つ目に大切になってくるのは、商品の選定方法です。

商品はどのように並べれば売れるのか?何品が適正数なのか?「ジャム理論」という言葉をご存じでしょうか?

ジャム理論:行動経済学やマーケティング理論の中に、「選択肢が多すぎると選べない」というものがある。 人は、品揃えが多すぎると買いづらくなる、かえって品揃えが少ないほうが購買率も上がることがある、ということだそうだ。

商品のラインナップは多くても良いが、最初に並べるのは少数からスタートして選択肢を極力減らすことがお客さんからの視点としても役立つのかなと思います。選択肢が多過ぎると逆に悩んでしまって購入に至らないケースもあるとのことです。商品数は多くていいですが、最初に掲載するリターンは少ない数からスタートするのが良いと思います。

⑤丁寧な告知とお礼をする

支援者(協力者)には必ずお礼の連絡をするが大切です。なぜ、お礼をするのか・・・惚れさせることが大切だからです。

支援者には確実に丁寧な対応を実施してもらうことで、今後自分自身が新たなサービスを仕掛ける際になどにリピートで購入してもらえる確率も上がってくると思います。支援者の顧客リストを作っておくのも有効な対応策の1つかもしれませんね。

また、クラウドファンディングの告知は継続することをお勧めします。募集期間が終了するまで継続して告知するのが大切かなと感じます。その告知を初めて見る方もいるかもしれませんので、しつこく継続して告知はするのが良いでしょう。

⑥コミュニティの活用

自身でコミュニティを運営していたり、所属している際には、そのコミュニティを最大限に活用することが良いと思います。

クラウドファンディングは単に資金調達の手段としてだけでなく、新しいプロジェクトや商品についての意見やフィードバックを得る場としても有効になってきます。

SNSなどを活用してコミュニティを作り、そのコミュニティと定期的にコミュニケーションをとることで、プロジェクトの進捗を共有し、支援者の関与感を高めることが可能になります。プロジェクトに携わっている意識が高まれば支援者も協力して拡散してくれる可能性が高まることでしょう。

⑦ストーリーテリング

商品やサービスのみならず、その背後にあるストーリーやビジョンを語ることが大切だと思います。

感情的な繋がりを作ることで、プロジェクトに対する関心と支援意欲を高めていくと支援する側も運営の方への想いが強くなり、資金を出してくれるケースもあると思います。

自分自身が今どのような状況で、どのようにしていきたいのかの夢となるような部分を語り、支援者を集めていくことが大切になってくることでしょう。

ビジネスに活かせるクラウドファンディング

だいぶ長文にはなりましたが、クラウドファンディングにおいて大切な部分を取り上げてみました。

クラウドファンディングというのはビジネスの基本を学ぶことができるツールにもなっているなと感じます。直接会って人から信用を獲得したり、どのような商品を集めれば購入してくれる人が増えるのかを考えたり、購入後のアフターフォローをすることでリピーターの獲得に繋げていけるなど。ビジネスをしていく上での基本や重要な点が詰まっています。

今後、自分自身がプロジェクトを実施する上で大切なツールになってくるのは間違いないと思いますので、アウトプットも兼ねて記載してみました。

今年の合言葉は「Keep Moving」
1mmでも動き続けます!

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