婚活を成功させる上で信念を貫いたこと•悪魔に魂を売ったことを振り返る
はじめに
婚活は苦しいものです。
特にこだわりが強ければ強いほど婚活の難易度が上がり、苦しくなります。
自分は最高のパートナーじゃなければ結婚する意味がないという考え方だったので、強いこだわりを持っていました。
そしてそのこだわりは絶対に譲りませんでした。
もはや信念と言っても過言ではないでしょう。
しかし、その信念を貫くためには超えるべき障壁が非常に高すぎました。
手段は選んでいられませんでした。
手段を選んでいたら今もまだ婚活地獄を彷徨っていたと思います。
自分の婚活の進め方を振り返ってみるとそれはそれは非常に泥臭く、みじめで、醜いものだったと思います。
中には悪魔に魂でも売ったのかと言われるようなひどいこともしました。
今日はその時の話を簡単にしようと思います。
パートナーに求める条件が僕を苦しめた
これはまあ自分自身の問題でしかなのですが、自分には結婚相手に求める条件というのがありました。
こだわりといった方が分かりやすいかもしれません。
そして、そのこだわりはどうしても譲れませんでした。
そのこだわりというのは例えば容姿や年齢、職業等です。
こだわりの数が多ければ多いほど、特殊なこだわりであればあるほど、婚活の難易度は上がります。
難易度の上がる要因は主に二つの軸があります
一つ目の軸は「こだわりの数を増やせば単純に条件を満たす異性が減る」という点です
例えば、広瀬すずのような容姿の女性と結婚したいというような話です。
単純にあのレベルの美女の希少性が高すぎます。
二つ目の軸は「自分のスペックとの釣り合い」です。
仮に広瀬すず似の爆美女と何度も会える機会が幸運にも用意されていたとしても、その美人に釣り合うスペックが自分になければいけません。
ただ、二つ目の軸であれば、単純な話、自分のスペックを上げれば解決します。
自分さえ頑張ればなんとかなる領域です。
しかし一つ目の軸の場合、自分自身ではコントロールできません。
普通、こだわりは自分自身の実力を上げるだけでなんとかできるものだけに厳選しなければいけません。
しかし、私にはそれができませんでした。
修羅の道を私は選びました。
苦しみが始まりました。
苦しみは3年に渡って続いたが、信念は曲げなかった
自分は婚活を成功させるまでに3年の時を費やしています。
その間、ずっとそのこだわりを曲げませんでした。
常に苦しんでいる状況でした。
苦しんでいてもなお、自分で決めた信念は曲げませんでした。
いや、曲がりませんでした。
辛く悲しい出来事があって、信念を曲げようと思った機会は何度もありました。
しかし曲げられないのです。
これは信念というより、もはや執着だったかもしれません。
もしくは呪いだったのかもしれません。
曲げなかったのか、曲がらなかったのか、真偽のほどは定かではありませんが、ただ一つの事実としては、結果として僕は信念を貫きました。
僕の執着は実を結んだのです。
なぜ婚活が成功したのだろうか?
それは手段を選ばなかったからだと思う
正直なところ、婚活がうまく行った要因としてこれが決め手だ!というものはありません。
長期間かけて粘り強く自分を高めていけばある瞬間に成功するようなものだと思います。
ただ、その間はめちゃくちゃ苦しいですし、常人の神経で耐え続けられるものではないと思います。
生半可に挑むと、十中八九自我が崩壊します。
自分も崩壊一歩手前でした。
しかし、こだわりを捨てなければ、絶対にこの修行からは逃れられません。
こだわりが捨てられないのであれば、さっさと理想の結婚をしてしまうか、結婚をさっさと諦めるか、無理を続けて廃人になるかの三択しかありません。
そして、この結婚を諦めるタイミングや無理を続けて廃人になるタイミングというのは全く読めないので、この修行はさっさと理想の結婚をするという選択肢しか事実上取れないのです。
でも、この、さっさと結婚する、というのが一番難しいです。
そんなことができたら、こんな悩みは存在しないんじゃ!となります。
さて、困りました。
堂々巡りです。
そして、堂々巡りを長く続けると廃人になります。
廃人にならないためにはスピードが命なのです。
では、スピードを上げるためには何をしたら良いのかというと、それは、手段を選ばないことです。
手段を選ばないというのはどういうことでしょうか
それは、世の中の一般的な常識にとらわれず行動するということです。
例えば、結婚が決まるまでは並行してたくさんの女性に会うなどの行動です。
これはマッチングアプリや結婚相談所では一般的になりつつあるので、あまり違和感のない人も増えてきている印象ですが、よくよく考えてみれば僕らが知っている理想の恋愛観からはめちゃくちゃずれている行動だと思います。
常識的には、男女共に一途でぞっこんというのが、美談だったはずです。
まあ、結論としては、そんな美談くそくらえなんですけどね
そんな1人に時間をかけて失敗なんてしたもんならタイムロスが半端ではありません。
自我崩壊待ったなしです。
信念を貫くためにはそんなことしてられないんですよね。
というわけで、結婚が決まるまで次の手は常に打っていました。
常に候補者を用意し、優先順位をつけました。
抜かりはありません。
また、恋人関係という概念は完全に放棄しました。
ただ、恋人という言葉は非常に便利な言葉です。
なので、方便で恋人という言葉を使うことは何度かありました。
常識的に見れば、なんてひどい行為だと思われるでしょう。
僕が婚活で悪魔に魂を売ったと表現した所以です。
でも自分はなんにも悪いことはしていません。
僕は本気で婚活に挑んで、使える手段をただ使っただけです。
きれいに勝てるのであれば最初からこんな手は使いません。
逆にありとあらゆる手段を駆使しない人は、本気で婚活に挑んでいないともいえるでしょう。
本気で婚活をしているなら、どうでもいい他人に気を遣っている余裕なんてないはずです。
結婚相手の事だけ考えていればいいのです。
それ以外は極論、虫けら、踏み台です。
――その境地に達したとき、なぜかトントン拍子で結婚が決まりました。
決まるときはほんとに早い。
ビビるくらい早いです。
そして、この境地に達していなかったら、たぶんその相手と結婚出来ていなかったと思います。
なぜなら、その人に決めきれなかっただろうと思うからです。
みんないい人、かわいそうだから切れない、なんて甘いことを抜かして、愛想をつかされていたに違いありません。
でも、結婚相手以外は虫けらだぁ!と思っていたら、あら不思議、全く心が痛みませんでした。
俺はこの子を嫁にする!幸せにする!
それ以外の女とか知らん!勝手に生きとけ!
と思えば、迷いは一切ありませんでした。
これが僕の婚活が成功した理由だと思っています。
おわりに
こんな話をしましたが、誰にでもマネできるものではないと思います。
自分がうまく行ったのも割とたまたまだったとも思います。
もう少し苦戦していたら自我が崩壊していたでしょう、
普通の人だったら多分とっくに自我が崩壊していると思います。
まあ普通の人は信念とか執着をすぐに捨てるのでこのような状況にそもそもならないとは思いますが、、、
大勢の人にはあまり参考にならない話をしましたが、ごく一部の自分の信念を貫けるタイプの人にこの記事が届けばいいと思っています。
ただ、結婚という人生の幸せを決定づけるイベントくらいは、恥ずかしがらずに、自分に正直になればいいのにと思います
自分に正直になって執念を燃やした結果、僕は今最高の嫁がいます。
ほんとは結婚したいと思っている人は、いっちょこの記事でけしかけられて見てはいかがでしょう
「――婚活しようぜ!」
数年後、この記事を見て、婚活を始めて良かったと言っている読者の声が聞けるのを楽しみにしています。
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