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【逆算子育て】帰省の時におすすめのAll About Me

子どもの体や心・脳の発達から、今何をしたらいいかを考える「逆算子育て」 将来、我が子が最幸(さいこう)の人生を生きていくために、「すきを得意にする育児」を試行錯誤中のゆりです。

みなさん、「All About Me」って知っていますか?

外国の小学校などでよくみられる授業のコンテンツの一つですが、自分について書いたポスターを作成し、それを発表するというものです。私はこれを、小学生くらいになったら、やってみたいと思ってずーっとあっためていました(笑)

そして、今回のシルバーウィークで、その日がやってきました。
小1の娘が『叔母と二人で佐賀のおじいちゃんばあちゃんのところにって3日間過ごす』というイベントを計画(親元を離れて宿泊するのははじめて)。その滞在期間中に、じいじとばあばに作ったポスターを持参し発表するというミッションを与えてみました!!

【事前に準備したこと】

  1. 好きなことリスト作成(たべもの・キャラクター・お友達・習い事・本・行ってみたい場所などなど適当に)

  2. 使えそうな雑誌の切り抜きや、写真などを用意する

  3. 画用紙の一番真ん中に、本人の写真をはり、その周りに好きなことをカテゴリー別にどんどん記載していく

  4. ポスターに、枠など飾りをつけたり、色を塗ったりして、デコレーション

  5. 当日安心してお話ができるように、完成したポスターをみながら、自分について話をする練習をする (これはお子さんのタイプによってやったりやらなかったりでいいです)

【実際やってみてよかったこと】

  1. ポスターつくりの段階で、改めて、自分の好きなものについて考える時間が取れる!(普段、自分の「好き」をそれほど意識しないで生活できてしまうので、敢えてこの時間があるのが吉)

  2. ポスター作成時間は、親子でやると単純に楽しい♬

  3. 発表の練習をしてみたときに、「今まで知らなかったけど、話すの上手じゃん!」と新しい発見

  4. 発表をすることで、『自分お話をしっかり聞いてもらう経験』を体験できる 👈これが一番経験させたかったところ!

  5. じぃじとばぁばに聞いてもらうと、単純に肯定的に聞いてもらえることができるし、自分のことをしっかり話せると愛ある「承認」を沢山してもらえう可能性が高い 👈ココも想定していた重要ポイント

うちの娘は基本的に、内向傾向が高め。
だけど、自分らしく生きていくためには、何かしら外に向かって「自分のことを伝えていく」というスキルが必要だと私は考えています。それがかならずしも言葉巧みに発表しなくてもいいし、もしかしたら絵で表現するといった方法でもいい、どんな形でもいいのです。形はどうでもいいけれど、幼少期から、『自分の考えをアウトプットする』ということはこれからの社会を考えても非常に大切だと思うわけです。

だけど、、、日本の普通の公立学校では、そういった機会はほぼ0です。
なので、過程でその環境をつくりたかったのです。

我が家は2年前から、家族全員参加の「家族会議」というものを実施していますが、4歳のころから家族の前で、お話をする練習をしてはいます。それでも、人前で自分のことについてお話しするのは、小1の娘にとっては、『今はまだ』それほど簡単なことではありません。
だからこそ、Step By Stepで挑戦していく場を設けていくのが重要なのではないかと考えています。

これ、今回初めての挑戦でしたが、毎年やれるといいなと思いました。
単純にこの時何が好きだったのかと後で振り返っても面白いし、話を聞く方も孫や姪っ子のその時の関心事をしれるいい機会だと思うからです。
加えて、家族親戚から幼少期に「愛ある承認」をたくさんもらえた子は、その後の人生を自信をもって生きていきやすいといわれていますが、この発表はそういった可能性も非常に高いイベントとなりえます。発表することを褒めてもらえた、自分のすきについて興味をもって聞いてもらえた。そんな経験をできるとしたらとても素敵なことなんじゃないかと思うからです。
そしてもう一つ。自分の話を聞いてもらった経験がある子は、人の話もしっかり聞ける子になるに違いないと思うからです。人の話を聞ける人は、人から多くをまなべるし、しっかりと聞くことができることで、仲間の信頼も得ることができます。
そんなこんなを考えてみると、やっぱり、本人が嫌がらない限り、続けたいなと思うわけです。

算数のプリントや、ひらがなや漢字の書き取り、英語教育に、STEM教育もも大切だけど、、、
私はこういった対話力や聴く力、自分で考える力を育んでいきたいと心から思っています。そのために親の私が、どんなふうに日常生活に、Small Stepを仕掛けることができるのか、この課題を私自身楽しみながら、研究していきたいと考えております。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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