【こどもに多い〇〇】その嘔吐、胃腸炎じゃないかも…!?

こどもが吐くと、
胃腸炎でも貰ってきたのかな…??
と考える人が多いのかなと思います。

しかし、まったく違う要因で
嘔吐が増える場合があるのです。


【自家中毒】


みなさんは自家中毒という言葉を
耳にした事はありますか?

中毒?急に何の話?
と思った人も多いかもしれません。

中毒と聞くと、
誤飲・または何かを過剰摂取した場合に
起こすイメージが強いと思います。

しかし、外から原因を摂取した場合だけでなく、
自分の体内で作ったものによって
中毒を起こす場合もあるのです。

今回まとめる【自家中毒】ですが

じつは、こどもに多く見られる病気で
大きな特徴として「嘔吐」が見られるのです。


では、一体どんな病気なのでしょう。

わたしなりに調べた内容を
簡単にまとめてみました。



どんな病気?


血液中のケトン体が増加することで
体が中毒状態となり、
嘔吐をはじめ様々な不調を起こします。

【周期性嘔吐症】
【アセトン血性嘔吐症】

などと呼ばれています。


原因は?


体内で脂肪を分解する際に
「ケトン体」という物質が発生します。

このケトン体が、なんらかの原因により
急激に増加してしまうことで
中毒を起こします。

しかし、急激に増加する理由については
まだ明確になっていないようです。


症状は?


・嘔吐(ピーク時は1時間に6回ほど吐くことも)

   ※ケトン体の影響で体が酸性に傾くため、
    嘔吐物は甘酸っぱい臭いが特徴。

・体のだるさ、元気がない

・顔面蒼白

・腹痛、食欲不振、まれに下痢が見られる場合も

・頭痛、まれに発熱する場合も


《 重症化すると… 》

   ↓↓↓

・血液や胆汁が混ざり、嘔吐物が茶色に。
・しびれが現れる。
・脱水症状や低血糖を起こす。


予防する方法は?


大切な我が子の体調不良。
もちろん本人が一番辛いのですが、
見ている親としてもつらいですよね。

予防できるなら予防したいところです。

では、自家中毒の予防方法はあるのでしょうか?

残念ながら、
原因も明確ではないため
確実な予防方法はまだ見つかっていません。

しかし、発症した患者の多くに
よく見られる条件として
環境の変化が挙げられているそうです。

・引っ越し、転園(転校)をした。
・下の子が生まれた。
・習い事の発表会で極度の緊張状態だった。

などが、多く見られることから

肉体的・または精神的なストレス
要因の一つなのでは?

と、考えられるようになっていきました。


つまり…

肉体的・または精神的ストレスを受ける

食欲不振・睡眠不足などが重なる

体がエネルギー不足に

脳「やばい!脂肪分解してエネルギーにしろ!」
体「あいあいさー!」

脂肪をたくさん分解し、ケトン体が急増

体調不良

というイメージが
分かりやすいのかな?と思います。

《注意》
あくまで個人の憶測・イメージであり
これに医学的根拠はありません。
お子さんが体調不良の際は、
ネットの情報で決めつける事なく
かならず病院で診断してもらってください。


まとめ


自家中毒について調べた内容を
簡単にまとめてみましたが、
明確な原因・予防方法については
まだ明らかになっていません。

親である我々に出来ることは

こどもの気持ちに気付くこと、

どんなに忙しくても
こどもとの時間を積極的に作ること、

そういうところが大切なのかなと
わたしは感じました。


仕事に家事に忙しい…
休日も育児で休んだ気がしない…
子供がなかなか寝ない…

そんな現状でヘトヘトな毎日ですが、
こどもと本気になって踊ったり遊んだり
ぎゅっと抱きしめたりする時間を
少なくても毎日かならず作っています。

洗濯・皿洗い・掃除や片付けをしなくても
あとで頑張れば良い話ですが、

こどもの心が壊れてしまったら…
元に戻すのは
きっと簡単ではありません。

今回、自家中毒というテーマで
記事を書きましたが、

発症していなくても慢心することなく

この記事をきっかけに、今一度
大切なこどもの心のケアについて
考えるきっかけになれたら嬉しいです。



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