２歳に近づいてきた頃、子どもに自我が芽生えてきた。今までだったらすんなりさせてくれていたことが、突如として大きく「NO！」を突きつけられる。

編み物が得意な義母から、手作りのセーターやベストをもらった。それらは、昭和チックなレトロなデザイン。私はかわいいと思って着せていたのだが、子どもは「いやだ〜」と、着なくなった。毛糸の肌触りが苦手なのだろうか。

ちょうどその頃の子ども、子育て支援センターでのお気に入りの遊びは、ベビーサークルの戸の開け閉めだった。積み木や車などのオモチャ、ままごとコーナーなどなど、たーくさん興味を引きそうなものがあるのに、何故か開けて、閉めてを繰り返していた。
「ほら～、これで遊ぼう」と、オモチャを見せて誘ってみても全く釣れなかった。

昨年、テレビでバレエを踊っている女の子を見て、「やりたい！」と、言いはじめた。よく戦隊ものの番組を見てエア戦いしているので、空手の方が興味があるかも？と提案したが『NO！』。

歌ったり、おしゃべりが好きなので、ピアノや英語などの教室も提案したが、これまた『NO！』であった。何度もバレエをやりたいかどうかの意思を確認し、今年の春、バレエ教室の見学へ。すると、子どもは見ているだけではつまらないようで「踊りたい！」と、ぐずりはじめた。

そんなに、バレエをしたかったのかぁ。ということで、すぐに入会。バレエ教室通い中。入って間もないが…７月にはもう発表会！私はバレエをしたこともなければ、舞台も見たことがない。子どもを通じて触れるバレエという未知の世界。少し戸惑いながらもワクワクしている。

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２０１８年７月２１日（土）〜２９日（日）
９：００〜１７：３０
熊取交流センター（煉瓦館）体験ホール
入場無料　＞＞詳細

発行・一コマ漫画・テキスト・編集・　はまのゆか　２０１８年６月２６日