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〜就活の違和感⑤〜 学祭のアセット

1,自分のアセットは?

よく、ベンチャーか大企業かという分類で、「大企業の方がキャッシュのアセットがあるので..」的な話から、大企業を希望している学生さんとお話をしていました。

ここでは、本当にそうなのか?という議論は横に置いておいて、そもそも学生さん自身のアセットは何なのか?という話。

結論から言うと、それは時間しかないと思っています。

よく、「ヒト」「モノ」「カネ」という分け方をする人がいますが、誤解を恐れずにいうと、殆どの学生さんは大した人脈、物的資源、お金を持っていません。

それなのに、やれ「○○さんとは知り合いなんです」とか、「学生支援型のVCから1,000万円出資を受けていますとか、言葉でマウントを取られても、個人的には「ふーん、で、君は何が出来るのとか?」としか思いません。


2,時間というアセットの価値

勿論、一部の学生さんは時間が価値であることを理解しています。

でも、本当にその価値を活かしきれているのかというと、そうでもありません。

部活しかやっていませんといいながら、めちゃくちゃ薄いインターンばかりに顔を出していませんか?

勉強しかやっていませんでしたと言いながら、インプットのみで、何かをアウトプットすることを放棄していませせんか?

やらなくてはいけないことよりも、圧倒的にやりたい事を選べるはずなのに、常に受け身な人生を歩んでいませんか?

そんな学生さんたちとお話しすると、いいから就活なんて今すぐやめて、自分がやりたいことに全力を注ぎなさいと言ってしまいます。

勿論、それは学生さんが100%悪ではありません。

就活のルールを定めている団体も悪いですし、とにかくリスト集めの為だけに、インターンと称して学生さんの可処分時間を奪う企業側の責任でもあります。

それでも、他責にしていても始まらないので、今一度、自分が持っている時間というアセットの活かし方を考え直してみることをお勧めします。

3,時間というアセットの活かし方

その方法は、千差万別ですが、個人的には紙に落としてみることをお勧めします。

・目的は何か?(内発的な動機とセット)

・いつまでにどんな目標を置くか?(乗り越えた後にワクワクするもの)

・目標達成に向けて、誰が、いつまでに、何をどのようにしなくちゃいけないのか?

・それを、長期、中期、短期でスケジュールに書いてみる。

・最後に、スケジュールなんて、仮でしかないので、毎日のように見直し、軌道修正してみる。

と言った流れで書いてみる。

このスタイルが、全員に当てはまるとは限りませんが、具体的な行動まで落とし込むことで、自分がやるべきことのイメージが具現化され、その変化を楽しむことができることは言うまでもないでしょう。

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