〜就活の違和感③〜 成長
1、「成長できる会社に行きたい!?」
学生さんとお話ししていると、「就活の軸」という言葉とセットで、「成長できる会社に行きたい」という言葉をよく耳にします。
この時点で、自分で成長することを放棄して、成長させてくれる会社を選ぶという受け身な姿勢が見て取れます。
できれば、外部環境に寄らず、自ら成長し、組織に貢献してくれる人の方が良いに決まってるので、採用担当者から見るとあまり好ましくは思われません。
でも、それって本当に悪いことなんですかね?
人間、程度は違えど、「環境の奴隷」的な側面は皆持っています。
大切なのは、自分の「環境の奴隷レベル」を自認しておくこと。
それが分かっていないうちに、やれ「ベンチャーが良い」とか「キャッシュがある大企業が良い」などど言っていても、何も始まらないのです。
2、「環境の奴隷」レベルが高く、成長意欲が高い人にオススメの会社
結論から言えば、以下の要件を満たす会社がそれです。
・マーケットが伸びている
・イケイケな人が多い
・自分がやった仕事の成果や対価が見える
・仕事の報酬を仕事でくれる
全て必要条件で、これを満たせさえすれば勝手に成長させてくれます。
※一部、ついていけずに潰れる人がいるのも事実。
3、「環境の奴隷」レベルが低い人にオススメの会社
結論から言うと、このような人に汎用的なオススメの会社の定義はありません。
自分軸で自分にフィットする会社を選ぶことが大切です。
自分へのフィット感なんて、定量化出来ないし客観的に判断が難しいと思ってしまう貴方。
そんなこと気にしなくて良いんです。
そもそも、環境に依存するタイプじゃないので。
自分の直感を信じて、自分が一番一番体重を乗せてみたいと思えた場所を選ぶのが良いでしょう。
因みに、ヘッダの写真は子供の遠足用に作ったおにぎり。
私の料理力も成長しているようです。
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