図1

大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮) ①プロローグ・前提

・プロローグ

なんで今になってこんな事をまとめようと思ったのか。
それには以下のような理由がある。

①自分の為
 僕は今までの大学生活において、少なくとも普通の人よりは多くの企画運営に携わってきた。外人を対象にした企画、学生主催の街バルイベント、写真のような大きなイベントの開催に携わせて頂いたりもした。その分大小さまざまな失敗も経験した。社会人にキレられたり、企画が頓挫しかけて何十人もの関係者に謝罪しまくったり、打つ手が本当に無くなって思考が完全に停止した時もあった。企画運営に関するノウハウは今までの学生生活で得た宝の一つである。
 ただ、この前後輩に「アドバイスをください」と言われたときに、かなり抽象的な回答しかできなかった。つまり、自分の中でも想像以上に整理できていない事が分かった。そこで、文章によるアウトプットという方法で自分の中で整理を付けたいと思った。
 また、noteという一般の目に触れる場に置くことによって社会人や他の学生から何かしらのフィードバックや意味のある議論を頂けるかもしれない。そういった期待も込めてここで共有する。

②後輩の為
 上の学年になると様々なシーンで後輩の企画を見る事がある。この前もあった。ただ、やはり足りなさを感じてしまう。これは決して後輩が悪いわけでは無く、経験が無いからしょうがない。
 ただ、企画がある以上「参加者」がいる訳で、クオリティが低かった場合に「初めてだったので」というのは個人的にはあまり良くないと思う。身内ならともかく、参加者が外部の人間なら尚更である。これを解決するには何かしらの補助が重要である。
「こうした方が良い」というアドバイスはやはり必要だが、そういった類はコミュニケーションが一方的で「老害」になりやすい。なので、一般的なノウハウをフレームワークとしてココに共有しておく事が最善であると考えた。

 これから書く事は僕一個人が考える「手段の1つ」なので、あくまで参考資料として見てもらいたい。
 また、先ほどもいったように「ココは違うんじゃないか」「私はこう思う」等あれば指摘していただければ有難い。(その為の(仮)) 内容によっては「お前がそれを言うか??」というものもあるかもしれない。が、それは自戒の意味も込めてあると捉えてほしい。

・前提条件

まず、この記事群を読むにあたって対象となる前提条件がある。
それは「モチベーション」である。

そもそも「自分が何かをやる」というモチベーションが無いと意味が無い。無い人は運営に関わる事自体無駄な時間になるし、チームにとっても邪魔なので辞めた方が良い。
「モチベーションはあるんだけど、方法が分からない…」という人に向けてこの記事を書いている。

それと、恐らく企画運営には0→1(0からスタート)のものと、1→100(元からあったものを発展させる)の2パターンがあると思うが、今回の記事は前者に偏ると思う。

(それと、「転載厳禁」です。もし何か団体で使いたい等ございましたら、コメントかメール(science858@gmail.com)にご連絡いただけると幸いです。この記事のシェアはご自由にお願いします^^)

という事で、次回から内容に入っていきます。

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