見出し画像

INORI ~祈りこそが人類が守るべき文化~

たまには趣旨を変えて思考と文化についてのnoteを書いています。
今回はINORIについて。
なぜローマ字にしたのか気になりますよね?笑
それも後ほどご説明します。

このnoteでは、祈りとか神様の話をしています。
少しでも考えたことがある人に、
何か新しい視点ができたらいいなと思い書くことにしました。
なので、感想とかもらえると嬉しいです。

INORIとは

皆さんは何かに祈ったことはありますか?
おそらくある方がほとんどだと思います。

「試合で勝てますように。」
「受験で合格しますように。」
「この1年健康で過ごせますように。」

どれも祈りです。
では、祈りってなんでしょうか。

祈りとは、宗教によって意味が異なるが 世界の安寧や、他者への想いを願い込めること。利他の精神。 自分の中の神と繋がること。 神など神格化されたものに対して、何かの実現を願うこと。
 - Wikipediaから抜粋

つまり「何かに対して願うこと」です。
ただし、願うこととは言わずに祈りという言葉あるのは、別の意味があるからです。

それはきっと「願いを行うこと、その行動」だと僕の中で定義しています。

ただ願うのだけではなく、思いを何かに込めるんです。
それはお守りかもしれないし、手のひらを合わせた自分の両手かもしれません。
それが祈りというものだということです。

日本でもっとも身近な祈りとは

実は僕たち日本人にとって祈りとは、とても身近に存在するものです。
それはご飯を食べる前と食べた後に両手を合わせる行為です。

そもそも日本は無宗教の人が多いですが、仏教が多数派であることは既知の事実です。
仏教は殺生せずに、食べ物に感謝して生きていくスタイルでも有名です。
なので、食事の前後に生命に対しての感謝と、自らの健康維持への願いを込めて祈っているのではないでしょうか。

こういった類の文化は色んなルーツや推測があると思います。
ただ大事なのは何をどう解釈するのかということです。
本当の事実がどうであっても、その解釈一つで世界の見方が変わり、
自分の行動や価値観にも影響するためです。

と、予防線はここまでとして、日本人にとっては祈るということはとても身近な行為なわけです。
それは気づけば学校でも家庭でも行なっていますし、浸透している人は一人暮らしでも手を合わせているのではないでしょうか。

画像1

誰に祈る?神様?それとも

祈ると聞くと、宗教な感覚がどうしても出てきてしまいます。
それは悪いことではないのですが、派閥を意識してしまうのも事実です。

でも、考えてみてください。
祈らない宗教があるでしょうか?
どの宗教でも形は違えど必ず祈りを捧げます。
唯一の共通点と言っても過言ではないと思います。

では、何に祈っているのでしょうか?
宗教という捉え方だと神様になります。
ただ僕たち日本人にはあまりピンときません。
また、科学の発達によって神様という概念は少しずつ薄れてきています。
それでも人は祈るわけです。

何に祈っているのでしょうか?

僕の解釈ですが、「何に祈ってもいい」と捉えています。
祈ることは願いをかける行為です。
なので、友人が大学に合格することを祈るのは、その人の実力や運命に祈るわけです。
決して神様だけではありません。

ただ祈るというその行動自体がとても尊く美しいことではないでしょうか。

INORIは世界に

祈ることは、英語ではprayと表現します。
なので、INORIが海外に広まることは難しいと思いますが、
海外でも広まる言葉になればいいと思いローマ字表記にしています。

これには過去の事例があるので、ローマ字にしてみたという背景があります。
例えば、「mottainai」だったり「ikigai」だったり。
興味がある方はぜひ他の方のブログですが、読んでみてください。

そして、冒頭にも記載した通り、日本には食事の際に両手を合わせて祈ることをします。
キリスト教では、十字架を描いて祈るので行動しているということに関しては同じです。
ここで強調したいのは「両手を合わせている」ということです。

両手を合わせるという行為は非常に尊いものです。
なぜならそれは平和を願う行為を具現化したものだと捉えることもできるからです。
両手を合わせていると、他に何もすることができません。
もし世の中の人がみんな両手を合わせたらどうなるでしょうか。
誰も人を傷つけることはなくなるでしょう。

それがいいのか悪いのかは言及しませんが、平和であるという表現は少しばかり適切であると考えています。
なので、prayではなく、INORIという言葉を世界に羽ばたかせることができたら、少し世界は平和に近づく一歩になるのではないでしょうか。
そんな夢物語を描くのも人生の楽しみの一つなのです

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?