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【医療AI】看護AI・心電図AI・褥瘡予測AI・遺伝疾患判別AIなどなど

ごきげんさまです。喜業家つぼです。

喜業家つぼの医療AIニュース何卒よろしくお願いいたします。
看護関係AIは、データセットが難しいためにまだまだ出来ないといわれていましたが、ミシガン大学看護学部が床ずれ予測・褥瘡予測AIを開発しました。感染症対策が重要となって、患者さんと看護師の接点を極力減らそうとしていることから褥瘡管理がなかなか難しくなってきていましたが、この褥瘡予測AIが多くの褥瘡予防につながりそうです。個人的には、世界初の看護AIだと思っています。

1)床ずれ・褥瘡予測AI

「床ずれ」や「褥瘡」と呼ばれる圧迫傷害(pressure injuries)は、患者に多大な苦痛を強いるだけではなく、併存疾患の誘発と転帰の悪化、医療費の増大を招く。米ミシガン大学看護学部のチームは、電子カルテデータから褥瘡リスクを評価するためのAIアルゴリズム構築に取り組んでいる。

2)リアルタイム放射線治療AI

AIと粒子線治療という二つの先端技術を組み合わせた、がんの新たな治療法の開発に NVIDIA Clara Imagingが活用されている。NVIDIAが同社のブログで公表した。

3)子供の写真から遺伝疾患スクリーニングAI

染色体や遺伝子に変化を伴い出生する疾患群(ダウン症候群・ウィリアムズ症候群・ヌーナン症候群など)は顔の外観に特徴が現れる。遺伝学的スクリーニングへのアクセスが限られている低・中所得国でもそれらの診断が可能となるよう、小児の顔写真から機械学習ツールで疾患群をスクリーニングする研究が発表されている。

4)ホルター型心電図検査がAIで身近になる

24時間にわたるホルター型心電図検査のデータを人工知能(AI)が解析し、病的意義のある不整脈を検出するクラウドベースのサービスが2021年7月に始まった。大手製薬企業がサービスに参入したことでも注目を集めている。非専門医でも手軽にホルター型心電図検査を実施できるようになることで、プライマリ・ケアの場で心房細動の早期発見が進むことが期待されている。

5)MRI画像から軽度認知症障害分類AI

脳活動を画像化するfMRIをAI手法で解析することで、アルツハイマー病および軽度認知障害(MCI)を診断する試みがある。その中でブレイクスルーとも言えるほど極めて高い精度を達成したディープラーニングモデルが、リトアニア・カウナス大学の研究グループによって発表された。

6)来院前にAI問診結果が届く

人工知能(AI)を活用した問診・受診相談を手掛けるUbie(東京都中央区)は2021年7月、患者と地域の診療所を結ぶ新サービス「ユビーリンク」の提供を開始した。患者がスマートフォンなどで症状に関する質問に回答していくと、AIが関連病名とその疾患に対応可能な近隣医療機関の情報を表示。また、受診する医療機関が同サービスに登録していれば、問診結果や関連病名の情報が受診前に共有される。患者と医療機関のミスマッチの回避や、非専門領域も含む重篤な疾患の見逃し防止、地域における認知度アップに役立てられる可能性がある。Ubieとしては、ユビーリンクによって同社の主力サービス「AI問診ユビー」の機能を診療所の医師に体験してもらい、AI問診を導入する施設の拡大につなげたい狙いがある。

7)ワクチン接種証明

新型コロナウイルスワクチンの接種証明書を巡り、政府が近くまとめる日本国内での活用方針の原案が6日分かった。民間が提供するサービスなどで、店舗や会場の入場時に提示を求めることが可能だと明記した。

8)航空法改定で医療が変わる

飛行ロボット(ドローン)が医薬品流通の在り方を変えるかもしれない―。政府は診察から患者が薬を受け取るまでの医療の流れをデジタル化する方針を掲げる。その一翼として期待されるのが、医薬品を物流の最終拠点から、オンライン診療を受けた患者の手元まで届ける「ラストワンマイル」をドローンが担う構想だ。足元では医薬品をドローンで運ぶための制度設計が整備されつつあり、全国で実証実験が進む。山間部や離島など過疎地が抱える課題の特効薬となり得るか。ドローン物流の現在を追った。(名古屋・永原尚大)

9)キッズドクターが福岡で往診開始 コールドクターと提携

夜間や休日などに子どもの健康相談ができるアプリ「キッズドクター」(Android版・iOS版)を提供するノーススターは9月6日、夜間と休日の往診サービスを提供するコールドクターと連携し、福岡エリアでの往診サービスを開始したことを発表した。

10)医療データ ラベル付けAIのCentaur Labs

医療データの質の向上に注力するスタートアップ、「Centaur Labs」は9月3日、世界の医療データをラベルづけするミッションを推進するために、1500万ドル(約16億5000万円)を調達したとアナウンスした。今回のシリーズAは、Matrix Partnersがリードし、AccelやGlobal Founders Capital、Susa Ventures、Yコンビネータなどが参加した。

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