「すごく優しそう」

「真面目そう」

私の第一印象はいつもそう言われる。

多分セラピストの仕事を長年してきて
大勢の人前で話すことが多々あったため
そんな雰囲気になったのだと思う。

でも
本当の私の性格は
映画「ゾンビランド」に出てくるキャラの
タラハシーだ。
優しさとか真面目とはかけ離れている。

(※タラハシーとは：暑苦しいおじさんキャラです。家族からタラハシー母ちゃんとよばれてトゥインキー食べたいねん！誰か買ってきて！と毎日騒いでいる私)

歳を重ね
ムキーっ！て
怒ることは少なくなっているが
あばれはっちゃくのお父さんくらいには
怒る時があります。
(ヤング世代の皆さんついてきてますか？)

7月某日
私はどうしても観たい映画があり
その日のため前々から
体調を整え
本当に一生懸命体調を整え
(筋痛性脳脊髄炎という病持ちなので外出がとてもとても難しいのです)
うきうきした気持ちで映画館に行きました。

予告編を観て
そろそろ映画はじまるぞー！
ワクワクドキドキ！！
幸せいっぱい気分でいました。

映画が始まる直前
左斜め前の方にいた
ご年配のおじいさんが隣にいる
異国の若いレディと
真っ暗になった館内で
急にスマホで自撮りをし始めた。
なんということでしょう！

ちうちうと
なんども接吻をしスマホで撮影していたのだ！！

何してるねん！？

硝子の少年か？(KinKi Kidsさん歌詞参考)
いや、硝子のエロじいさんだな！！

私の中のタラハシーが
むくむく沸き上がってきたのである（怒）

おい、じいさん！！

(Hey、JiJiiiーー！！←英語字幕)

思わず指を指しそうになった
私の手を
左にいた娘に
右にいた夫に
そっと押さえつけられる。

真っ暗になった映画館で
スマホの明かりは眩しいし

ちうちうすなー！！！！

と、叫びたかった。が
私が騒音おばさんになるじゃん！と
堪えた。

No more映画泥棒の人よ、
あのじいさん取り締まってくれろ！
心の中で熱烈希望した。

ちなみに
私も中2の時
男友達と映画館に行き
暗闇で手をにぎられ
何事！？と思い横を見たら
ちうをされ
コイツ！！暗闇を味方につけて
大胆な行動してハレンチな…！！と
殴るのをこらえた苦い思い出がある。

だからか
映画館でのちうはやめれー！！
と心が噴火した
のかもしれないかもしれない。

ちうちうじいさんと異国ギャルは
その後ソワソワして
トイレにいったりきたりしていた。
でも映画が面白かったため
途中からしっかり映画を観ていたよ。
映画が終わると
エンドロールも観ないで
ちうちうじいさんと異国ギャルは
さっさと席を立ち出て行ったのである。

映画観賞後
「ちうちうの二人
すごい歳の差だけどあれは夫婦かしら？」
と言う娘

「ちうちうは家ですればいいのに」
と言う夫

……。……。

ちうちうじいさんのおかげで

映画感想じゃなくなっとるやんけ！！

ちうちうじいさんの話題ばっかやんけ！！

(映画感想はまた書きたいです)

映画館では映画に集中したいねん！！

公共の場所で
アカン行為している人に
「あかんぞ！！」と言えるくらい
そのくらいの
元気もりもりの私に戻りたい！！
病気よ、いつかぶっ飛ばしてやる！！
ってね、自分自身に
心が熱くなったのです。

そんな夏の始まりの出来事を
爽やかな秋の風を感じながら思い出し
執筆いたしました。

みんなのスター
きゃらをさん。

『お前ぶっとばす企画』に参加させて頂きました。

ギャップ萌えの秋、ということでしたが
なんだか素敵なことも
感動することも
ぐっとくるようなことも
ギャップ萌えも書けていません。
ひーーー！！！
ただただ、
ちうちうじいさんに
イラついていたお話です。

大丈夫だったでしょうか？

このような熱い気持ちを
吐き出させてくださり
きゃらをさん
本当にありがとうございます！

はぁ～！！
なんだかスッキリいたしました！！！
（えへへ）

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
心から感謝の気持ちを込めて。

※本文中に出てくるちうちう
（ちゅうちゅう）とはキッスのことです。