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Attire For Work/Machine tour 1

新工房設立話2

少し広くなった工房には、今まで使っていなかった機械を入れれるようになった。
この新しい機械を入れるために工房を移すことになったといってもいいくらいだ。
とても重要な機械になる。
そこでこの機械をちゃんと理解するためにも、一度は現物をしっかり確認しておくことになった。
機械見学だ。

機械見学 in 大阪

導入する機械を扱っている会社に確認したところ、実際に触れて確認できるショールームがあるらしい。
場所は大阪。
自分たちがいる場所からは結構な距離があり、関西方面にはあまり縁もなくほとんど訪れたことがない場所だ。
しかも何度か行った大阪は全て遊びで、仕事では一度も訪れたことがなかった。
そんな大阪は自分たちには魅力的な街で、スケジュール上もちろん泊まりになる。
そうなると機械の確認だけでなく、せっかくの関西なので行ってみたい所や食べたい物も楽しもうではないかということになった。
これが失敗だったのかもしれない。

仕事の格好

皆さんは仕事の時、どういった格好をしているのだろう?
自分たちは基本的に普段着だ。
好きなものを好きに着て、仕事をしている。なんの縛りもない。
どこかに出かける時も仕事をする時も一緒だ。
もちろんこの大阪に行った時も同じように普段着ているもので行った。
何の疑問も持たずに。

機械の取り扱い業者さんと相談し、アポイントの日取りや時間を決めた。
時間の都合上、機械見学は初日ではなく、2日目に行くことになった。
つまり初日はフリーだ。観光だ。
この機械見学の時は、暑い時期で自分はTシャツに短パン、サンダルと一番ラフな格好で向かい、初日の関西を思う存分に楽しんだ。

2日目、流石に短パンにサンダルでは失礼だと思い、短パンをデニムにサンダルをスニーカーに替え、いざ機械見学へ。
機械見学には二人で向かった。
二人ともデニムにTシャツ、スニーカーに帽子(キャップ&ハット)のいでたちだ。

ついてすぐに『しまった・・・』と思った。
しっかりと調べていなかったのと何も考えていなかったことが悪いのだが、いざ住所の場所に着くと、そこは様々な会社が入ったオフィスビルだった。
そのビルを行き来している人たちは、皆さんスーツ。
バチっと決まったスーツの人々だ。
そこに立つラフな格好の二人。
あきらかに浮いている。
ビルに入るのも憚れるくらいだ。
それでも約束があるので行くしかない。
行った時間帯もあるのかもしれないが、かなりの人が動いており、向かったエレベーターには多くの人が。
そんな中、スーツの方々に囲まれてエレベーターへ。
自分たちのことなんて誰も何も思っていないと思うのだが、何か浮いてる感が半端じゃない。
肩身の狭い思いをしながら、エレベーターを降り、会社に向かったのだが対応してくれた方ももちろんスーツ。
なんだか申し訳なく思った。

応接室に通していただき、担当の方がその機械の説明してくれ、実際にどう動かして使うのか見せてくれたりと機械見学はしっかりと行なうことができた。
こんな二人に丁寧にしっかりと対応していただいた方々に感謝します。
こうして一つ目の機械見学は幕を閉じた。

TPO

TPOという言葉がある。
Time(時)、Place(場所)、Occasion(場面)の3つの英単語の頭文字をとった言葉だ。
時、場所、場面で服装などを使い分けることだ。
この機械見学でTPOの大切さを痛感した。

もっと言うといい歳をして、何も考えずに行動した自分にがっかりだった。
何かをする時は、しっかりと考えて計画して行動することが大切だということを改めて考えさせられた。

Skip Social Studies

このビルを出て、二人でこういった場面でも使えるような商品も作ろうと話した。
大人な商品も出していきます。
ブランド名とは正反対のことだが。

いい経験になった機械見学 in 大阪の話。

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