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アメリカが世界一の国になれた理由の一つ

日本がアメリカに勝てない理由の一端がわかった気がする。



アメリカの人々はサラダボウルと表現されるように,多種多様な方々がいる。

そして,日本にいる時にニュースなどで報道されて印象づられた,差別は,こちらに来ると全然感じない。
白人の人も黒人の人もイスラム教徒風の人も,体が大きい人も小さい人も,お年寄りも若い人も,みんな同じように生活している。

黒人の人は大きく怖くて,イスラムの人は危ないと考えていた以前の僕が恥ずかしい。


そして,こういう多様な人がいて,そういう人たちがお互いを尊重しているからこそ,世界一の国が誕生したのだろう。

「世界一の国」から生まれたものだから世界に認められる商品なのではなく,「世界中と同じ多様性を持つ国」で生まれたものだから世界にも,もちろん認められるのだと思う。


「世界を凝縮させたのが,アメリカという国」だと考える。


だから,日本がこのままいくら頑張っても,この国を負かすことはできないと思う。
日本には,これほどの多様性はないし,日本はその多様性の一部でしかないからである。

もちろん,日本の組織も同じような取り組みはできるだろう。
意識すれば他人を尊敬する文化を根付かせることはできるだろう。

でも,多様性がないから,その文化を根付かせたところで,日本の内側でしか,通用しないモノしか誕生しない。


それを突破できる方法が,ないわけではないと思う。
過去に世界で認められたTOYOTAやNISSANなどの自動車産業(事実,日本産の車はめちゃくちゃ走っている)やSHARPやMITSUBISHなどの(家電産業)にヒントが隠されていると思う。



残されたアメリカで生活できる期間は,2ヶ月。
この短い間に,ヒントをかき集める予定。

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