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ぐるんぱのようちえん

私が子どもの頃から沢山読んでもらっていて好きな絵本です。

ひとりぼっちのぞうのぐるんぱが、働きに出ることになりました。まず、ビスケット工場のびーさんの所へ行きます。ぐるんぱが作ったビスケットは大きくて高いので誰も買いません。「もうけっこう」と言われてしまいます。ぐるんぱはしょんぼりして次にお皿作りのさーさんの所、靴屋のくーさんの所、ピアノ工場のぴーさんの所、最後に行ったのは自動車工場のじーさんの所。どこでも張り切って作るのですが、大きすぎて全部クビになってしまいます。しばらく行くと、12人の子どもがいるお母さんに、子どもの面倒を見て欲しい、と言われます。そこでぐるんぱはピアノを弾きながら歌うと、子どもが沢山集まってきて幼稚園を開きました。ぐるんぱが作ったお皿でプールができ、靴でかくれんぼができ、ビスケットをみんなで食べたり、とても素敵な場所になりました。

それぞれ人に個性があるように、自分に合った場所が必ずあると思います。その場所を見つければ楽しく活躍できるということを改めて感じます。今までやってきたことは無駄じゃなかったと思えるのも良いです。とても素敵なお話だと思います。
将来に向かって、息子の得意なことや楽しいことを見つけて、その個性を活かせる場所を見つけるお手伝いができるといいな、と思います。

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