こーたん

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共創データ工学研究室に加入したお話

あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ! 卒業研究で第一希望であった研究室に配属されなかった。しかし、第一希望を含む新しい研究室ができて僕はその研究室に配属された。 何を言っているのか分からないと思うが、僕も分からない。 2年間入っていた研究室とのお別れ(?)学部2年生から、W先生研究室に入って2年間研究活動をしてきた。詳細は以下のnoteに書いてある。 そういう縁もあって、卒業研究でも第一希望はW先生研究室であった。今までの研究をさらに発展させて「学習者と教員がよ

    • 何も知らない学部生だからこそ、研究を始めよう

      学部2年生から現在まで2年間、研究活動をしてきた。研究テーマは「学習状況の分析」である。研究に関する詳しいことはまたの機会に書きたいと思う。 2年間の研究活動で得られた学びを書くとともに、学部生から研究活動を始めるメリットを主張していきたい。 学部2年生から研究の世界に飛び込むきっかけは、学部1年生の7月に遡る。 高校生時代にデータ分析を通して文化祭の課題を見つけて改善した経験から、大学でもデータ分析で何かやってみたいと考えていた。ついでにAIを使った分析も興味あったの

      • 元・アジャイル開発を完全に理解したチームが作ったプロダクトと後日談

        10月から12月にかけてFISHチームは某企業と共同で聴覚障害者向けのプロダクトを開発した。 チーム結成から開発に一区切りをつけた12月末までのお話は、以下のnoteにて詳しく書いている。 ここでは、聴覚障害者が持つ課題とプロダクトが持つ価値、そして2023年度 enPiT筑波大学・琉球大学 PBL成果発表会で発表したことを書いていく。 見落とされがちな聴覚障害者の課題昨今、共生社会の実現を目指してバリアフリー化が進んでいる。それは聴覚障害者も例外ではなく、UDトークや

        • アジャイル開発を完全に理解したチームのお話

          アジャイル開発を完全に理解したチーム夏休み終盤。我々4人は琉球大学のAgileMiniCampに参加した。 AgileMiniCampとは、アジャイル開発という考え方でソフトウェアをチームで開発する演習講義である。 僕を除いて、三人はAgileMiniCampに初めて参加する。しかも、実質開発時間は5時間と少ない。 だから、僕は「最低限の価値を提供できるソフトウェアを作れる」という確信を持てなかった。 しかし、蓋をあけてみるとびっくり。三人は短い時間でアジャイル開発

        共創データ工学研究室に加入したお話

          実写映画版『からかい上手の高木さん』は神作品!

          からかい上手の高木さんの実写映画化漫画『からかい上手の高木さん』の実写映画化されることが発表された。 それに対する作品ファンの反応は様々であった。楽しみにする声もあれば、実写化されること自体や原作から設定が変わること、設定そのものを心配する声もある。 そういった声があること自体はとても健全である。特に、漫画やアニメからの実写化に失敗した作品も少なくないことから、実写化に対して心配する気持ちはよく分かる。 実際、自分も記事を見た時は「実写化、上手くいくかな」と心配したも

          実写映画版『からかい上手の高木さん』は神作品!

          メンバーに引っ張ってもらう「サーバント・リーダーシップ」

          発揮できなかったリーダーシップ高校生時代、自分は下記のような経験をしてきた。 学年が文化祭で発表する映画制作の監督を務めた 文化祭委員長を務めた 陸上部の部長を務めた 従って、自分は集団を統率したことがないと言うと嘘になってしまう。それぐらい、集団を統率してきた自覚はある。 なので、当時の同期や後輩から「リーダーシップありますよね」と言われることがある。 しかし、リーダーシップを発揮することはできていなかったと僕は思っている。 なぜなら、陸上部を除いて、僕は統

          メンバーに引っ張ってもらう「サーバント・リーダーシップ」

          疑問が与えた情報保障の新たな世界

          9月中旬、とある親愛なる先輩から誘われた。 「武蔵野大学で、聴覚障害に関する集まりがあるよ。参加してみない?」 その集まりの名前は、聴覚フェスティバルという。 しかし、その時はインターン中で、とてもインターン終了後のことを考えられる状況になかったので、保留とした。つまり、行く気は10%程度だった。 そして迎えた9月23日。僕は武蔵野大学にいた。あれ?行く気あったの? 行く気になった理由は…「楽しそうだから」というものだった。 聴覚フェスティバルにて、参加したプログ

          疑問が与えた情報保障の新たな世界

          遊びを考える

          なぜ遊びを考えるのか 遊びを考えるきっかけとなったのは、やる気を維持できていないと感じたことにある。 この記事に詳しく書いたが、今まで新しい挑戦をしていった。 この記事を読んだある人から「どうやってやる気を維持しているの?」と聞かれた。その時は「どうせうまくいかなくても死なない。死なないからやる!」と答えた。 しかし、よく考えると「どうせうまくいかなくても死なない。死なないからやる!」というのは、やる気を起こす考え方に近いと感じた。 では、どうやってやる気を維持し

          遊びを考える

          渇望 -大発見の一年-

          2023年7月16日夕方ごろ。 自分の心で悔しそうに叫んだ。 こんなんで満足なんかできない・・・! もっと・・・ すごい制作物を創りてぇ・・・! 事の始まりは、大学生2年生になったばかりの2022年4月ごろだった。 「夏休みにチーム開発をする授業あるんだけど、参加してみる?」 1年生から何かとお世話になっている先生から、チーム開発の授業へのお誘いを受けた。 "先生からチーム開発の授業に誘われるなんて、新2年生にしてどれだけの技術力なんだろう" そう思われるかもしれ

          渇望 -大発見の一年-