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姫野は太れない。

絶対に自分は痩せてなきゃダメ。

いつしかそう強く思うようになりました。
正直かなり減量はしたけど、太ることに対しての恐怖心はいまだに取れない。きっとこれからも。

※最初に言っておきますが、コレは決して太ってる人を否定する書き込みではございません。人間、大切なのは外見ではなく中身であることくらい俺かてよくわかってます。簡単に言うとコレはロックンロールを軸にしたお話ですのでごめん遊ばせ。
じゃあ下に続け。

ロックンローラーという人生を選んだ以上、コレは死活問題となります。
あくまで個人的な意見ですが、音楽的才能や技術なんかは二の次です。

お聞きしますが、高価なギターを抱えステージに颯爽と出てきて歌詞もメロも素晴らしくて最高に良い演奏をする汗だくでまんまる太ったミュージシャンを観たいと思いますか?

いや、せっかく曲も演奏も素晴らしいのにそこはスタイリッシュな出立ちであってくれよ。って俺なら思います。
つまり(ロックをやる上で)、体型のせいで全てを台無しにしてしまう恐れがあるわけですよ。

いや、言いたい気持ちはわかりますよ?
ミュージシャンなんやから、音楽が良いんやから、体型なんか関係ないやん!
って思う気持ち。
でもね、ステージに立つ以上“ルックス”ってめちゃくちゃ大事だと思いません?
ルックスは言わば玄関です。
常に玄関が散らかってる家に遊びに行きたいですか?と。
たとえリビングや風呂場、トイレが綺麗でも玄関がそんな感じだと中に入るまでもないって思っちゃうでしょ。
それと一緒なんです。

俺ね、ギリギリ中学生だった頃に漠然とロックミュージシャンを職業にしたいと思うようになって、アコギである程度コードを覚えてからエレキ買って高校入ってバンド組んだんですけど、その頃は正直あんまり痩せてなかったんです。ただなんつーか“デブ”ってゆー感じじゃなくて、標準体型よりほんのちょっと太ってるくらいの。だから今の俺を見慣れてる人が見ると「わー、この頃の姫野太ってるな、、」ってなると思う。
俺、幼少期はわりとぽっちゃり目だったからその流れというか蓄積もあったんですかね。
もともとスポーツが嫌いで、高3の時なんかは大学受験で座ってることが多くて(そんなに猛勉強はしてなかったけど)、そのわりによく食べるしっていうのもあって、気づいたらギリギリ履けていたスキニージーンズがパツパツでいよいよ無理になった。

特にコンプレックスだったのが太もも
頬はまんまるでしたし(それはそれで可愛いかったんだけどねっ!)、太ももはスキニーがそんな感じで、まあパンパンでした。
俺が憧れるロックスターはみんな頬がこけてたし、足も細長かったから。

「これはマズい、、、」とダイエットを決意しまして。

スポーツ大嫌いな俺がほぼ毎日5km走ってたし、炭水化物は朝だけ摂って、昼は抜いて、夜はサラダチキンの生活。
努力の甲斐あって12kgの減量に成功しました。
ダイエット成功から6年くらい経つけど、無事体型は維持できてます。(厳密に言うと更に3kgくらい痩せたけど)

ただ、体型を維持する上で困る点不安な点も正直ある。
好意を伝えたら「もうちょっと筋肉ある人が良い」と遠回しにフラれたこともあるし、(いや贅沢言うな!)
「横歩かれると嫌」と女の子にガチ目に言われることも多々あった。(俺のどこがいけないの!ねえ!ねえ!!)

あとね、単純にリバウンドに怯えてたり、今は若いから良いけど、年とったらぶくぶく太っちゃうのかなとか、俺お酒がほとんどビールしか飲めないので糖質が、、とか。
俺、この世で一番怖いものは何ですかと聞かれたら迷わず「糖質」と答える。

もちろん健康に関係してくることだから無理は絶対に良くないし、ダイエットが原因で大事な体を壊してしまったら元も子もない。
(今読んでくれているキミもね。無理しやんとってね。)

でも(自分勝手な解釈入ります)ステージ・人前で表現する以上アーティストでいる以上は今のスタイルを維持しなければいけません。
つまりまとめると良い塩梅で維持できたら素晴らしいなって話。

別に今回の話に限ったことではありませんが、何かに憧れて努力する姿・変身を遂げる姿は美しいものだと思います。

俺はやっぱり、細マッチョじゃなくて心配になるくらい痩せこけてる男に憧れたので(笑)
ロックミュージシャン=ガリガリっていう暗黙の了解があるじゃないですか。
俺はそれを真面目に守ってるだけ。

ちなみにね、

俺、好きな女性のタイプはぽっちゃり


姫野光太郎・・・大阪府出身のシンガーソングライター。14歳か15歳の時にギターを弾き始め、18歳のときにはじめてライブハウスに出演。大体この頃から作曲もはじめる。まあなんやかんやありまして今に至る。


↓姫野光太郎のSNSやYouTubeなどは↓

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