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あなたの働き方はなんですか?

いま、世の中の多くの人が新しい「働き方」を探していると思います。書店に行けば、 働き方に関する本が平積みにされているし、週末になれば、働き方をテーマにしたトークイベントが各所で開かれています。そして、ニュースを見れば働き方改革というキーワードがたくさん。

「より良い仕事への向き合い方を見つけたい!」

僕自身も目の前の仕事に取り組みながら模索しています。限られている時間、やりたいことはたくさん。その中でどうやって折り合いをつけていくのか――

僕がしているのは、コピーライターという仕事。この仕事は捉え方によってはどこまでも可能性を広げられると思っています。キャッチコピーを書ければ、モノやコトの本質を言葉にできます。ボディコピーを書ければ、ストーリーや筋書きを言葉にできます。

コピーライターはいい感じの言葉を広告にする仕事ではなく、いい考えを言葉にして商いをする仕事。そんな言葉を扱う仕事をする上で、いつも念頭においている考え方があります。

言葉が、概念をつくり、概念から行動が生まれる。たとえば「女子会」も「肉食系男子/女子」 もそう。言葉が拠り所になり、人の会話を生み出し、新たな行動を生み出していく。僕が制作に携わった東進ハイスクールの CM「いつやるか、今でしょ!」(生徒への檄文篇) も、林修先生の「今でしょ!」という言葉が流行し、概念として定着したことで、人の新たな行動をたくさん生み出していました。

そう、新しい行動をつくるには、新しい言葉が必要になる。この考えに当てはめると、自分の「働き方」という新しい行動をつくるためには、「働く」について新しい言葉を手に入れないといけないはず!

「働き方を言葉から変えたい」そう思いました。衣食住と同様に、働くことはずっと付き合っていくものだから。その前提に立った上で、その言葉があることで、働くことに前向きになれる言葉を探っていきたいなと。

冒頭の画像に「vol.1」なんて入れちゃったけど、次は最大のテーマである「そもそもなぜ働くのか?」ということを考えたいと思います。

今週木曜日・8/3(木)19時〜に開催する
働くを考える学校 ハタガク 第5回『働くを「働きかける」に変える』
ここでも、働くことに対するたくさんのヒントを得られるはず。伝える仕事に興味のある学生の方も、働き方を模索してる社会人の方も、ぜひ!

【お知らせ】
こちらもご都合あえば↓
8/14(月)20:00〜
沼田晶弘×阿部広太郎「言葉で世界を変えていく」『「変」なクラスが世界を変える!』(中央公論新社)刊行記念

ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/