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「スイスチャード」はふだんそう

カラフルな野菜、直売所などでもよく見かけるようになった「スイスチャード」
小さめであればサラダに、大きかったら炒めものなどに使われます。

とても野菜とは思えない色合いですよね(笑)

白、赤、黄色、オレンジ、こんなカラフルな野菜が畑にあったら気持ちも明るくなります。

さて、スイスチャード、日本語だと「ふだんそう」
普段草?
ではなく、
「不断草」

1年中途切れることなく収穫できるから、ということのようです。
真冬以外は露地で栽培可能。真夏の暑いときでも収穫できるので、夏に葉物が不足気味のときは助かったりします。

植物学ではスイスチャードはアカザ科です。
アカザ科って実はみなさんが口にしているものがいくつかあり、そのひとつが
「ほうれん草」
これ以外に、おかひじき、ビーツ(ボルシチなどに使われる真っ赤なかぶのような野菜)、砂糖の原料のテンサイ、スーパーフードと言われているキヌアなどがあります。
結構親戚が多いんですね。

気づいた方いらっしゃるかな?
ビーツもアカザ科。ビーツの葉っぱはスイスチャードとほぼ一緒です。
そして、「デトロイト」という名前で呼ばれることがあります。
デトロイトで販売されていることはないかと思いますが、フレンチ、イタリアンなどの前菜や、付け合せの飾り野菜に使われることが多いです。
たぶん店の人に聞くと「デトロイト」という答えがかえってくるかと。

味は独特です。ちょっとクセがあるかな。
ほうれん草に近い味といっていいのかどうか。うまく表現できませんが、ほうれん草のえぐ味が若干強めなイメージです。決して嫌な味ではありませんが、好みはわかれるところかも。

こたろうファームでは3色作ってます。
赤、黄色、白

基本的に15センチくらいまでの小さめで収穫して、サラダセットに入ります。もちろん大きくなったものも販売しますが、どちらかというと、サラダの彩り向けで作っている感じです。

先週、育苗ハウスで種まきしました。
まだ発芽はしてませんが、3月中旬ころ畑に植える予定です。収穫開始は4月中旬ごろ。

収穫は株ごとではなく、必要な分だけ葉を切り取って収穫します。葉をかいて収穫ともいいますね、いわゆる「かき菜」です。

もし見かけたら、ぜひお試しくださいね。独特のクセがありますが、料理に彩りを添えてくれます。

まだまだ寒い日が続いてますが、3月に入ると一気に春めいてきそうです。寒さで野菜がなかなか育っていませんが、これからどんどんいろんなものを販売できそうです。
乞うご期待!!!



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