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春休み疲れに効く、おすすめの3冊。

春休みも折り返し。短いとはいえ2週間弱、終日子どもと過ごすのはなかなか大変ですよね。

夫が船員で乗船勤務中のわが家は、絶賛ワンオペ中です。「子どもと何して過ごそう」「ご飯どうしよう」「とにかく疲れた」は、長期休みの定番の悩み。

今回はそんな悩みに効く本を3冊、ピックアップしてみました。気になったページだけ読んでもOKなのが3冊共通の魅力。すき間時間にパラっとめくって、ちょっとしたヒントや元気をもらっています。

子どもと過ごす時間のヒントに⇒『いつか家族でやりたい 99の楽しいことリスト』 

夜中に出発する旅行、市場で食べる朝ごはん、家の中でトレジャーハンティング……

特別なことではなくても、贅沢はしなくても、家族と過ごした子供の頃の楽しい記憶があなたにもあるのでは ?
本書は、そんな家族でやったら絶対楽しいことだけを集めたリストです。
むぴー家で実践してみたクスリと笑える体験レポ漫画も掲載!
子供たちの無限の発想力にほっこりと癒される一冊です。

出典: Amazon

春休み目前のある日、図書館でパッと目に飛び込んできたこちら。子どもたちと過ごす時間のアイデアがつきていたわたしに「まさに!」な一冊。

素朴だけれど、自分では思いつかないようなアイデアがいろいろあって(冷食食べ比べ、おうちスイーツバイキング、行き先ガチャetc…)、幼稚園~小学校低学年の子どもは特に喜びそうです。

年長と小3の娘は、早速「自作お化けやしき」にトライ。本のアイデアを少しアレンジして、部屋のあちこちに自作のお化けイラストを貼り、ランタンで照らしながら全部のお化けを見つけるルールに。

家にあるもので手軽にできて、娘たちの年齢なら作る過程は親抜きでできるのも助かります。もちろん、完成したお化けやしきにはしっかり招待され、ミッションコンプリートするまで帰してもらえませんでしたが…(笑)。

次女の部屋がお化けやしきの舞台。
微妙な仕上がりのおばけたちがいたるところに。

ほっこりしたタッチのイラストがかわいいこの本は、パラパラ眺めるだけでも楽しめます。子どもと一緒に本を見ながらやってみたいことを決めるのも◎。

ほかには、著者むぴーさんのアドバイス通り、パッと開いたページにある項目をあまり考えずにとにかくやってみるのも良さそう。

イベント後の疲労感を考えると腰が重くなりがちですが、今日は何しよう…とうだうだ悩むより、覚悟を決めてえいっと動いてしまった方が、一日の終わりのココロは軽いかもしれません。

ココロの疲れと新生活へのソワソワ解消に⇒『暮らす働く、もっと明るいほうへ。』

日々、ココロが動くほうを選びたい。
大人気Voicy発、待望の書き下ろし39本のエッセイ集。
早く起きた朝、眠れない夜、少し疲れた金曜日、
手に取ると、暮らしやこころに、明るくじ~んわりと広がる1冊。

出典: Amazon

OURHOME Emiさんは、暮らしを整えるアイデア自体はもちろん、その根底にある考え方がとても好きな方のひとり。今回のエッセイも発売を楽しみにしていました。

夫が船上にいる数か月間は、子育てや日々の諸々を相談する相手が不在で、モヤモヤが蓄積しがち。そんなとき、Emiさんの言葉はスッと響いて、新たな視点を与えてくれたり、今の自分の悩みに応用できる回答をくれたり、これまでもいろいろな場面で助けてもらいました。

4月からは次女も小学生。しっかり者の長女に比べて、周りに甘えてやってもらうのが当たり前の次女は、ちゃんとついていける?わたし自身も、完全ワンオペで小学生2人のサポート大丈夫…?などなど、不安がいっぱい。

でも、『07 物事の、暗いほうから見るか、明るいほうから見るか』にあるように、ひとつの物事を明るいほうから見ることを心がけたいし、それを娘たちにも波及させていきたいところ。

ちゃんとついていける?⇒実は周りをよく見ているから、今までとは違う環境で同級生に刺激を受けて、成長するいいきっかけになるかも?

ワンオペで小学生2人のサポート大丈夫?⇒下校時間がバラバラだから、帰宅直後のタイミングでそれぞれに時間を割けば、上手くまわせそう。逆に、登校時間は2人一緒で朝時間は前よりシンプルになるから、ここで生まれた時間を自分メンテに使おう。

こんなふうに、新生活へのソワソワを、明るいほうからとらえたり、具体策を考えたりするきっかけに。何度も読み返す一冊になりそうです。

3度のごはんづくりに向かう気持ちを軽くするために⇒『志麻さん式 定番家族ごはん』

伝説の家政婦・志麻さんが教える「今日、何つくろう ? 」の悩みがなくなるとっておきレシピ&料理上手になれるワザ。
ゆるっと覚えて、毎日組み合わせを考えるだけ ! 「子育て15年間」を乗り切るおいしい魔法、教えます !

出典: Amazon

長期休みで大きなウェイトをしめる家事が、3度の食事の用意。家での食事が増えると、キッチンの滞在時間は長く、食材が減るペースは早く、買い出しが増える…。総合的に料理まわりのハハの負担がアップしますよね。

この春休み、お世話になっているのがタサン志麻さんのこちらの本。35のレシピにくわえて、タイプ別献立決めのアドバイスや「しないワザ」など、お役立ちコラムもたくさん。

なかでもハンバーグが家族に大ヒットでした。子どもにしては珍しく、ハンバーグがあまり得意でない次女がお代わりをするほど。残ったときのアレンジメニューも掲載されていますが、毎回売り切れでアレンジできたことがありません。

いたってふつうの材料なのに、レシピ通りにしっかりこねてつくると、肉汁がジュワッとあふれるジューシーなハンバーグが…!いつもの適当につくったちょっと固めのそれとは段違いのおいしさ。付け合わせのカリカリポテトも絶品!

 p.22

こうした定番メニューなら、子どもたちが間違いなく食べてくれる安心感があります。いつもの一品がアップデートされれば家族の満足度が上がるし、わたしも残されて地味に傷つくことなく、みんなが平和でいられる気が。

お家ごはんの回数が増える長期休みは特に、「間違いない定番」をローテーションすることで、料理にかける労力をミニマムにできそう。ほかの定番メニューもアップデートして、頼れる一品を増やしたい!そんな気づきをもらった一冊です。

★見出し画像は、500mlさんの作品をお借りしました。ありがとうございます。

・OURHOME EmiさんのVoicyはこちら👇。

・夏休みを助けてくれたアイテムをまとめたnoteはこちら👇。合わせてお読みいただけると嬉しいです。


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