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夜明け前のえんぴつ削り

息子が使う色鉛筆の芯を
短い物を探しながら
カッターでいっぽん、いっぽん、削る
落ち着く作業である
愛しい作業でもある

1番短いので2cmほど
手で削れば、それくらいまで使える
大事に使い切ることも
嬉しい気持ち
満足感が心にじわっとくる

Irojiten

子どもたちが絵を描くことを好きでいてくれて嬉しい。
色鉛筆は私の小さなこだわりでトンボのirojitenを使っている。
色がキレイなところと、色鉛筆としての佇まいが好きで、長年愛用している。
ベーシックな色から落ち着いた色までいい感じで揃っているし、子どもが好きな蛍光な色まであるところもいい。

私から息子へ

私が使っていた物を、息子が使うようになって3年くらいかな。
短くなった物を時々足して、息子は日々、ガシガシと絵を描いていて、描きっぷりが気持ちいいなぁと思いながらいつもみている。
Irojitenには、金や銀色はないので、100均で買った色鉛筆も加えてみた。
そこには当然、定番カラーもあるのだけど、それらの芯が一向に減らない。
いつも「削って」と持ってくるのは、irojitenのほうばかり。
「今すぐはできない(調理中)から、他にも赤あるでしょ?そっち使っててよ」と返すと
「こっちじゃないとダメ」と息子。
       
       キレイな色がどちらかをわかっているのだ。

「じゃあ、待ってもらうしかない」と待たせる私。
やっぱりirojiten、いいよね♡
私と息子の思い、感覚が近いことが嬉しい。
こんなやりとりも宝もの。

私の癒し

「大切な息子の使う物のお手入れ」という面と、
単純に鉛筆や色鉛筆をカッターやナイフで削ることが好きなのと、
深夜という時間も。
これらの癒しが私を作っている。


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